パナソニック／普通のテレビにつなげる高画質ビデオカメラ
「VDR-D310」「NV-GS320」（1月25日発売）

ハイビジョン方式ではなく、いま一般に放送されている従来型の地上波テレビと同じ方式（NTSC）のビデオカメラ。ただし、16:9のワイド画面でも撮影できます。

春恒例の卒業式、入学式、お花見などで撮った映像を、家庭にあるテレビですぐに見たいという方におすすめ。

「VDR-D310」はＤＶＤ記録タイプで、これまでの8cmDVD-RAM/-R/-RWに加えて、2層式の8cmDVD-R DLにも対応。録画時間が、最長で約138分となりました。もう一方は、従来型のミニDVカセットテープに記録するタイプです。

いずれも基本的な撮影性能は共通で、光の3原色それぞれに対応した3つのCCDを組み合わせることにより、色再現に優れた高画質映像を実現。もちろん、シリーズでおなじみの光学式手ブレ補正ジャイロも搭載し、手ブレが目立つ高倍率ズームでの望遠撮影時でも安心です。

（メーカー希望小売価格／オープン）

基本性能

動画有効64万画素×3CCD・静止画有効71万画素×3CCD(4:3モード)
光学10倍ズームレンズ
液晶モニター2.7型
光学式手ブレ補正機構内蔵
3.1メガ静止画記録可能
SDHC／SDメモリーカード対応
専用充電池使用

シグマ／明るい超広角レンズにフォーサーズ一眼用が仲間入り
「24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO」（1月27日追加発売）

焦点距離24mmの単焦点超広角で、開放絞りがF1.8という、各社一眼レフマウントに対応した明るい交換レンズ。既に発売されている各社別専用マウントのほかに、パナソニック（松下電器）とオリンパスのデジタル一眼レフに互換性のあるフォーサーズマウント仕様が、新たに追加発売されます。

ズームレンズの場合は、どんなに明るくても開放F2.8程度が限界ですが、このレンズではさらに絞り１段分以上の明るさを確保して高速シャッターに対応できるので、暗い場所でも手ブレを軽減する効果が期待でき、超広角レンズながら背景のボケも生かした斬新な表現が可能になりそうです。

最短撮影距離は18センチで、これはカメラボディのフィルム面（または画像センサー位置）から測った、被写体までの直線の長さのこと。このレンズそのものが本体全長で約8センチあるので、一眼レフボディの厚さ分を加味すると、レンズ先端から10センチ以内くらいまで被写体に接近可能ということになり、さらに絞りを最小（数が大きいほう）にすれば、実際にはもっと近くまでピントが合って写ります。

なお、フィルター径が大きいだけあって、ＰＬフィルターなどアクセサリー類の購入予算も高くなるので、このレンズは、どちらかというと高度な写真表現を実践したいベテラン向き。フィルム用一眼レフ、APS-Cデジタル一眼レフ（実効焦点距離は約1.5倍に変化）、どちらにも装着可能です。

（メーカー希望小売価格／税別6万円）

基本性能

一眼レフ用交換レンズ（各社マウント別ラインアップ）
最小絞りF22
最短撮影距離18cm
最大倍率1:2.7
フィルター径77mm
ケース・花形フード付属

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