Weekly Pickupショッピングのご案内
2006.10.28
現在発売中、および近日中に登場予定の新製品を、いち早く読者の皆様にご紹介「Weekly Pickup」。お買い物の予定をじっくりと、ご検討ください。
※商品の価格、ご予約、入荷状況などについては、ネットショップにアクセスしていただくか、お近くのキタムラ店頭にてお確かめください。
スタイリッシュなコンパクトデジカメとして、先駆的な存在であるこのシリーズが、有効7.1メガ画質に対応。
最近は、10メガ(1000万画素)級が高級機のトレンドになっているので、やや画素数が少ない印象を受けるかもしれませんが、実用レベルでは十分な画質性能です。また、起動時にレンズが前方へ飛び出してこない、薄型タイプのデジカメとしては、このクラスが標準的な画素数といえます。
ブレ対策には、再生時の後処理も可能な電子式の手ブレ補正と、高感度自動設定でシャッター速度を高速に保つブレ軽減機能が利用可。シャッターの最高速度が、1/500秒というのがやや気になりますが、デジタルズームを併用した望遠撮影でも、「最大焦点距離分の1秒」よりは速くなるので、理論上、手ブレは起きないことになっています。
どちらかというと、屋外で動く被写体を撮るよりも、屋内や夜景など、フラッシュを発光させて人物を中心に撮る場合のほうが得意な機種。デザインのスタイリッシュさに、撮られる人も気付くようなシチュエーション向きです。定番機能の、顔認識AFなども使用可能。
SDHCメモリーカードと、マルチメディアカードは使えないので、ご注意ください。
(メーカー希望小売価格/オープン)
有効710万画素
光学3倍ズームレンズ
電子式手ブレ補正機能搭載
最高感度ISO1600
ブレ軽減機能あり(自動感度式)
フェイスクリアー機能あり
液晶モニター2.5型(S7は3.0型)
内蔵メモリー約14MB
SDメモリーカード対応
測光方式切替可
露出補正可
シャッター速度最高1/500秒
専用充電池使用
カラー3色(S7は1色のみ)
S7の撮影機能に加えて、撮影した画像をワイヤレスで転送できる、無線LAN通信機能を搭載した上位機種。ケーブル接続なしで、カメラからパソコンへ画像データを転送保存したり、別売りのアダプターを対応プリンターにセットしておくことで、撮影直後の画像プリントが可能です。
このような家庭内LANに接続できる機能は、従来のデジカメでも搭載例がありましたが、本機では、新たに公衆無線LANのアクセスポイントを介した屋外通信も実現。駅や空港などにある全国約3,500カ所のアクセスポイントから、「ニコンオンラインアルバム」にカメラ内の画像をインターネット経由でアップロードできます。このサービス(COOLPIX CONNECT(クールピクス コネクト)を利用すれば、撮った写真をすぐに共有・公開可能。
ただし、オンラインアルバムで使えるデータ容量が、メモリーカード容量に比べると少ないので、カメラ側で不要な画像をあらかじめ削除してからアップロードしたほうが使い勝手が良いでしょう。
(メーカー希望小売価格/オープン)
無線LAN通信機能以外は前述の「COOLPIX S7」と共通
カラー黒のみ
デジカメ機能としては、7メガクラスの標準的な画質で撮影可能。液晶モニターを同社の従来機に対して約53%増(面積比)に大型化して、設定操作のメニューや画像が確認しやすくなりました。この基本的な機能のほか、新たな大型液晶モニターの活用法として、「データキャリング機能」を初搭載。
パソコンに保存してあるホームページのコンテンツや、作成した文書ドキュメントなどを、JPEG画像に変換してカメラに転送し、カメラ背面のモニターに表示して読むことができます。訪問先や待ち合わせ場所を示した地図など、そのとき1回だけしか使わない情報なら、紙にプリントアウトするより液晶で見たほうが経済的。少人数の打ち合わせなどでは、パソコンやプロジェクターを持ち出すまでもなく、本機のモニターを手元で見ながら説明すれば、それだけでも十分に間にあいそうです。
文字入力には対応していないので、カメラをそのまま携帯端末としても使えるわけではありませんが、1台のツールが単純な写真撮影以外にも使えるように用途を広げ、実質的な稼働時間を増やすという点では、興味深い機能でしょう。
(メーカー希望小売価格/オープン)
有効720万画素、
光学3倍ズームレンズ、
ブレ軽減機能あり(自動感度式)、
液晶モニター2.8型ワイド、
内蔵メモリー6.0MB(画像記録エリア)、
SDHC/SDメモリーカード/MMC対応、
アスペクト比切替可、
測光方式切替可、
露出補正可、
専用充電池使用、
カラー3色