埼玉菜園（梅雨の晴れ間）

年々、柿ヘタムシの被害が広がり、なるべくなら薬剤の使用を避けたいのです。アメリカヒロヒトリ・イラガは葉を食害し、食害された葉は葉脈だけが紗のように残り白くなりますから目視で見つけられます。初期の段階なら高枝鋏で切り取れば済みます。ヘタムシはヘタの部分より実の中に潜り込み食害します。ヘタの部分より潜り込みますから養分が供給できず落ちてしまうのです。孵化したては葉を食害するそうですが、姿が見つかりません。その様な訳で目視が出来ません故、薬剤散布を致しました。因みに散布した薬剤は二週間の効果しかありません。

アンデスレッド

キタアカリ

「とよしろ」を含め三種トンネル栽培したのですが、葉焼け等で十分に成長出来ませんで僅かな収穫になりました。週末農夫の悲しさですね！後は、露地植に期待しましょう？
「とよしろ」はキリン・シティーの人気定番料理ＣＩＴＹポテトを作るために栽培したのですが、ＨＰ上からレシピが消えてしまいました（泣）。どうしてくれるのだ！！
ポテトチップに変更だ！！

マルチ栽培の効果で紫・黄玉葱が良くできました。紫玉葱が嬉しいです。色野菜は食卓を楽しくさせます。少し残念なのは黄色玉葱に比べ保存期間が短い点ですね。
紫玉葱の収穫をFacebookに投稿したところ鳴門の蕎麦友さんより「ベーコンを一緒にアルミホイルで包み、蒸し焼きにすると最高じゃないですか」とコメントがありました。
サラダしか考えがつきませんでしたが、黄色玉葱と同じように調理するとWebにありました。

HONDAピアンタで暫しのお遊び。次に育てますのは枝豆です。鳴門の蕎麦友さんより頂きました秘伝大豆と埼玉在来を蒔きます。どちらも食味が良く贅沢なビールの肴となります。本当に秘伝大豆は凄いです。茹でたてを笊一杯食べるのが待ち遠しいです。

赤点線部に残っていました一昨年の秘伝大豆を蒔きましたが寝過ぎたのでしょうか？萌芽しませんでした。古代ハスは永い眠りから覚めましたのにね！種にも賞味期限？と同じく発芽保証期間があり、袋の裏側に記載されています。新しい種の落花生は良く萌芽しました。

庭の隅で育てていましたラッキョを収穫しました。店に出てます程大きな玉ではありませんが、この大きさが上品で好きです。
株分けして再植え付けしますと増えていきます。植えっぱなしで手間いらず。家庭菜園の縁にでも植え付けますと便利です。6/16NHK昼時日本列島で鳥取砂ラッキョを放映していました。４粒食べれば血液さらさらの謳い文句です。隠居の血栓防止に一役買います。

女房はこまいからイヤダと言う。カメラのネジ程細かくはねえ～ょ。で、菜園の疲れの中下こしらえを致しました。1.2Kgありました。 「花らっきょ」は桃屋さんの登録商標と思っていたら、花らっきょの由来がありました。
秋には薄紫色の綺麗な花を咲かします。根と茎の両端を切り落とすことを、福井地方の方言で「はなを切る」と言うところから、「花らっきょ」と呼ばれるようになったようです。

醤油漬けにしてみました。
漬け汁は、酢・味醂・酒・醤油１：１：１：２に好みで砂糖を追加に昆布・ローリエ・鷹の爪。漬かるのは二週間後、待つ楽しみですね。
古来らっきょは五葷(ごくん)と呼ばれ、ニンニク・ノビル・ネギ・ニラを指します。
何れも不浄を去り疫病を払うものとされてきました。
禅寺の入り口に「葷酒山門に入るを許さず」と言う標識があるようですが、「葷」とは五葷(ごくん)を指し、若い修行僧の修行の妨げになるという意味があるとも言われています。