黒から白へ（Rollei 35 編）

久し振りなんだ～ぁ。MADE IN GERMANY BY Rollei。

赤○部の巻き上げレバークッションが破損しています。一度、在職中に直したのを同僚は覚えていたようで預かってきました。

破損した巻き上げレバークッションは如何に直すかです？
補修部品がありませんから何で代用するかとなります。今回、手元にありましたのはミノルタハイマティック７でした。ミノルタハイマティック７系には巻き上げレバークッションがとりつけてあります。色は白ですが、我慢を致しましょう。裏側の接着剤を剥がします。

ローライ３５の上カバーを外す際に面倒なのがAR軸を外す時です。
AR軸を押さえている強いバネがありますから尚更です。作業しやすくするのに補助ネジを取り付けます。補助ネジを取り付けることで作業性が良くなり上カバーへの損傷リスクが回避されます。

ミノルタハイマティック７から外しました巻き上げレバークッションの軸径が太めです。
取り付けられる方の穴径に合わせます。色違いですが、穴が開いているより宜しいと思います。素材がポリウレタン系ですのでオリジナルより耐久性がありますね！
仕上がり納品の際に御願いをしてきました。巻き上げレバークッション損傷の場合は、ミノルタハイマティック７も添付して下さいと。。。
確か？？コニカオートS2も巻き上げレバークッションが取り付けてあったと思います。
唯、熱溶融取り付けと記憶しています。ですから、軸マージンが足らないと思いました。
色は黒で宜しいのですが。。。