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写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー

※掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、ページ公開日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

2007.07.20

ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!

【デジタル一眼レフの「ゴミ問題」】
センサーダスト対策の基礎知識

デジタル一眼レフでは、レンズ交換式であるという構造上の特性から、CCDやCMOS(の前にあるローパスフィルター)に小さなホコリが付着して、これが写真に写ってしまうことがあります。最新機種では、この現象への対策が施された例が多く、以前ほどの実害は少なくなりましたが、やや発売時期が古いデジタル一眼レフでは、防塵対策機能が付いていないので、操作の際には、ユーザー側としてもできる限りの注意を払いたいものです。そこで、デジタル一眼レフに特有の「ゴミ問題」への対策となるよう、基礎知識をまとめてみました。最新機種でも、ゴミを付けないに越したことはないので、屋外で撮影する際の参考としてください。

「ゴミ問題」の原因と対策

画像センサーの前に付着するゴミは、どこからカメラ内に入ってくるのか? その原因となるルートは、主に2つです。1つは「メカ・ダスト」で、内部部品の動作によって、カメラの素材が磨耗し、そのカスが発生。それが流れ流れて、画像センサーにたどり着くというもの。一眼レフカメラでは、シャッターを1回切るごとに、ファインダー用のメインミラーと、AF用のサブミラー、そしてシャッター幕が高速駆動し、さらに装着したレンズ側の絞り機構も動くので、長く使っているうちには、部品が磨り減ってゴミになることがあります。もう1つは、外部からのゴミの侵入で、これは主にレンズ交換時に発生します。メカ・ダストは、フィルムカメラでもあり得るので、ある意味では、出ても仕方がないのですが、レンズ交換時のゴミの侵入は注意していれば最小限に抑えられるので、その対策を考えて実行するのが、ゴミ対策の基本になります。

ゴミ予防の実践ノウハウ

カメラの外観を清潔に

これは、カメラを保管する環境に気を付ければ大丈夫。ボディをむき出しで放置して、その上に、わたボコリが積もってしまったりすると面倒なことになりますが、そうならないようにケースやカメラバッグなどに収納しておけば、カメラボディ内に入り込むゴミを、元から断つことができます。収納時は、レンズ1本をボディに付けておくか、ボディキャップを必ず装着しておきましょう。キャップなしで放置するのは、ゴミ付着のリスク100%です。なお、収納・保管時には、湿気が多いとカビが発生するという、また別の問題も出てくるので、カメラの置き場所は選んでください。使用後は、しまう前にカメラの外装を、専用のクロスなどで拭いておくのも効果的です。

レンズ交換時にゴミを除去

カメラボディからレンズを外したら、ブロワーを使って、ボディ側のマウント内と、レンズの後玉を軽く吹いておくと、ゴミの付着を防げます。また、レンズ交換時は、外したレンズと、これから装着するレンズの、双方の後玉にブロワーをかけましょう。それから、外したレンズに付ける後部キャップにも、ゴミが溜まっていることがあるので、念のため、ブロワーをかけておきます。外したキャップは、わりと管理がテキトウになりやすく、ゴミ付着の盲点でもあるので要注意。なお、ブロワーの代わりに自分の息でゴミを吹き飛ばすのは、逆効果なのでやらないほうが賢明です。人の息には湿気があるほか、唾液の水滴が飛ぶことがあるので、乾くと跡が付いてしまいます。

カメラのマウントを上に向けない

レンズ交換は、カメラのマウント開口部を、横または斜め下側に向けるようにして、手早く行うのがコツ。開口部を上に向けて覗き込むようにしながら、のんびり作業していると、ゴミや虫が入ってしまうリスクも増えます。レンズ交換時の、くわえタバコやガムにも注意。タバコの灰やガムがカメラの内側に落下することも、まれにはあり得るので、ちょっとした注意だけで防げることは、励行したいものです。そのほか、風で砂埃が舞っているような場所でのレンズ交換は避けるとか、雨天の場合は屋根のあるところでレンズ交換することなども、予防策としては基本中の基本です。防滴構造のカメラでも、マウントの内側は無防備なのでご注意ください。

レンズ交換時は電源OFF

電源がONだと、画像センサーに通電した状態になり、ゴミが付着するリスクが増えます。また、AF用レンズには電気接点があるので、誤作動を防ぐ上でも、レンズ交換は電源OFFで行うのが基本。これは、クルマの乗り降りや荷物の積み下ろしをするときに、サイドブレーキを引いて、シフトを「P/パーキング」にすることと同じくらいに習慣づけてください。まあ、カメラの場合は、無人で勝手に走ったりはしませんが。。。

間違えた方法で画像センサーを清掃しない

画像センサーを清掃するには、バルブでシャッターを開放すれば良いと思っている方もいるようですが、これは明らかな間違い! デジタルカメラのバルブは、通電して電気的に露光している状態のことなので、むき出しでシャッターを開放すると、良かれと思っても静電気が発生してしまい、それでゴミがたっぷりとセンサーにくっつきます。センサーのクリーニングを行いたい場合は、それ専用の通電させない操作方法があるので、詳しくは使用されている機種の取扱い説明書で確認してください。このモードは、通例、シャッター速度設定ダイヤルとは別の操作系になるので、事前に探しておくと良いでしょう。これだけは、フィルム時代の常識が通用しない領域です。

カメラを寝かせて保管しない

カメラボディを寝かせた状態、つまり背面を接地させて、マウント部を上にした姿勢で長期間保管すると、重力で画像センサーにゴミが付きやすくなります。これは、フィルムカメラの場合でも同様です。カメラは、なるべく正面を向けた状態で保管したいものです。

もしも、画像センサーにゴミが付いたら

自動除去機能でふるい落とす

最新型のデジタル一眼レフでは、電源をON/OFFするごとに、自動的に画像センサーを振動させて、付着したゴミをふるい落とす機能があります。ゴミの付着が気になるときは、一度電源を切ってから再起動すればOK! 除去したゴミは、カメラ内部に付いている粘着物質で吸着する仕組みになっています。これで大概のゴミ問題は、解決可能です。

自動除去機能がない場合は

レンズを外して、クリーニング専用モードでシャッターを開けて、むき出しになった画像センサーにブロワーで風を送って、ゴミを吹き飛ばすことになります。この場合は、ゴミ除去作業そのものが、さらなるゴミ付着の原因にならないように、慎重に作業してください。さすがに屋外では大変ですから、可能であれば、外出前に1カットだけ試し撮りして、画像センサーにゴミが付いていないか確認するのも、対策としては有効かと思います。

どうしても取り除けないゴミがある場合

メーカーのサービスセンターか、お近くのキタムラ各店までご相談ください。状況によっては、カメラをお預かりしてクリーニングする場合もあります。決して、指先や綿棒などで、画像センサーを引っ掻いてゴミを取ろうとはしないでください。傷が付くとゴミよりも大変ですし、ユーザーの過失による故障ではメーカー保証書が使えないので、修理は割高です。ゴミが付くのは絶対に許せないという方の場合は、なるべくレンズ交換をしなくて済むように高倍率ズームレンズを使用したり、構造的にレンズ交換のない擬似一眼タイプ(富士フイルムの呼び名ではネオ一眼)を選ぶ方法も、一つの策としておすすめします。

 
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