貴金属の刻印 完全ガイド|意味や見分け方も解説
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貴金属アクセサリーの「小さな刻印」は、素材や純度を知る大事な手がかりです。けれど表記がいろいろあって、初めて見ると迷いますよね。ここでは読み方の基本から、一覧・紛らわしい例・困った時の対処まで、順番に整理します。
目次
貴金属の刻印とは?読み方の基本
貴金属の刻印は、素材や品位(純度)、加工の有無、ブランドなどを示す“身分証明”のようなものです。刻印は1つとは限らず、並び方や末尾の記号で意味が変わります。日本と海外で表記が異なることもあるため、刻印を手がかりに価値を見極める第一歩として、読み方の基本から押さえましょう。
刻印で分かること
刻印から分かるのは主に「素材(金・Pt・銀・Pdなど)」「品位(純度)」「色(YG/WG/PG)」「加工(GP/GFなど)」「ブランド名や工房名」です。例えば“K18YG”は18金のイエローゴールド、“K18GP”は18金“風”のメッキを示します。さらに「750」「999」など千分率が併記されることもあります。刻印は組み合わせで意味が固まる、と覚えておくと失敗が減ります。
ホールマークやブランド刻印の役割と見つけ方
純度刻印のほかに、国の検定印(ホールマーク)やブランド刻印が入ることがあります。ホールマークは品位の証明になりやすく、ブランド刻印は真贋や評価の参考になります。メーカー刻印・工房刻印が付くこともあり、分かる方には大きな判断材料です。場所はリング内側、ネックレスの留め具、ブレスの金具裏、コインの縁などが定番。海外品は記号だけの場合もあるので、薄いときは角度を変えルーペで確認しましょう。
刻印の読み方のテンプレ
刻印は次の順番で読むと整理しやすいです。
①英字:K(Gold)/Pt(プラチナ)/SV・Ag(銀)/Pd(パラジウム)
②数字:24分率(K18など)または千分率(750・925など)
③末尾:色(YG/WG/PG)や加工(GP/GF)
刻印の並びは製品で前後するので、要素ごとに拾って判断すると迷いません。
金・プラチナの刻印一覧と意味
金・プラチナは刻印の種類が多く、一覧で把握するとぐっと分かりやすくなります。金は「K表記(24分率)」と「千分率(3桁)」が混在し、色刻印もセットです。プラチナはPt表記が中心で、数字が大きいほど含有率が高いのが基本です。古い品ではPm表記もあるため、合わせて押さえておきましょう。
金の刻印一覧と千分率
金は「K+数字」で24分率を示し、海外品では「999」「750」など千分率で表すことがあります。
代表的な例
| 24分率(K表記) | 千分率 | 純度(目安) | 呼び方の例 |
|---|---|---|---|
| K24 | 999 | 99.9% | 純金 |
| K18 | 750 | 75.0% | 18金 |
| K14 | 585 | 58.5% | 14金 |
| K10 | 417 | 41.7% | 10金 |
| K9 | 375 | 37.5% | 9金 |
また、表記はAu750のように“Au+千分率”の場合もあります。色はYG(黄)/WG(白)/PG(ピンク)が定番です。“素材+純度+色”で読み取れると、価値の見当がつけやすくなります。
プラチナの刻印一覧と違い
プラチナはPt+数字で千分率を示すのが一般的で、Pt1000=99.9%前後、Pt950=95%、Pt900=90%のように数字が大きいほど高品位です。古い製品ではPtではなくPm(例:Pm900、Pm950)と刻まれていることもあります。Pmだから偽物、ということではありません。刻印が読みにくい時は、留め具や裏面など別の場所にも同様の刻印がないか確認してみましょう。
銀・パラジウム+メッキ刻印の見分け方
銀やパラジウムにも刻印があり、金・プラチナと同じく“素材+純度”で読み解けます。一方で注意したいのがメッキ刻印です。見た目が金色でもGP/GFなどが付くと無垢とは限りません。銀製品は黒ずみで見た目が変わりやすく、パラジウムは刻印が小さめなことも。よくある表記を一覧で押さえておきましょう。
銀・パラジウムの刻印一覧
銀はSV・SILVER・Agのいずれかで表され、代表的なのがSV925(Ag925)=スターリングシルバーです。STERLINGや925だけで刻まれることもあります。ほかにSV1000(純銀)と刻まれる場合もあります。パラジウムはPd+数字で示すことが多く、Pd950、Pd900、Pd500などが目安です。小さなアクセは刻印が留め具裏に隠れがちなので、両面をライトで照らして確認しましょう。
メッキ刻印の意味と価値の考え方
GPはGold Plated(メッキ)、GFはGold Filled(金張り)を示すことが多く、どちらも“中身が金そのもの”とは限りません。例えばK18GPは18金メッキの意味になりやすく、地金としての評価は出にくい傾向です。とはいえデザインやブランドで価値が付くこともあるので、刻印だけで捨てずに一度査定に出すのが安心です。素材不明のまま磨き過ぎると刻印が薄れるのでご注意ください。
よくある誤解・紛らわしい刻印
紛らわしいのは「K18」だけに目が行き、末尾のGP/GFを見落とすケースです。また数字の後にKが付く“あとK(例:18K)”は表記の慣習で、必ずしも怪しいとは限りません。プラチナのPm表記も同様で、古い刻印として残っていることがあります。国やメーカーで刻印の書き方が違い、修理や摩耗で薄くなることもあります。刻印は断定材料ではなく、目安として使うのが安心です。
刻印がない・読めない・怪しい時の対処

刻印がない・読めないと「本物?メッキ?」と不安になりますよね。けれど刻印は小さく、摩耗や修理、デザインの都合で見つけにくいこともあります。まず探す場所を決めて確認し、無理に削る・燃やすなどは避けましょう。それでも判断が難しい場合は、専門の査定で確かめるのが安心です。
刻印がない・薄い・消えている場合のチェック順
刻印が見当たらない時は、
①リング内側
②ネックレスの留め具(引き輪・プレート)
③ブレス金具の裏
④トップ裏
⑤ピアスのポスト付近
の順で探すと効率的です。汚れで読めない場合は柔らかい布で軽く拭き、ライトを斜めから当ててみましょう。ルーペやスマホの拡大撮影も役立ちます。摩耗で消えていることもあるため、片方だけ・一部だけに刻印が残る場合がある点も押さえてください。
迷ったらプロの鑑定へ
刻印が読めない、刻印がない、またはGP/GFなどで判断に迷うときは、刻印だけで結論を出さないのが安全です。買取店では比重測定や専用機器で素材を確認でき、海外刻印や古いPm表記も含めて総合的に見てもらえます。思い出のあるお品ほど、削る・薬剤を使うなどの自己流チェックは避けましょう。複数点ある場合はまとめて持ち込むと比較もしやすく、査定の説明も整理できます。
貴金属の買取はカメラのキタムラへ
刻印の読み方が分かっても、実物は摩耗や海外表記で判断が難しいことがあります。カメラのキタムラなら貴金属の買取に対応しており、刻印の有無も含めてまとめて査定が可能です。付属品(箱・保証書)やブランド名が分かるものがあれば一緒に用意すると、よりスムーズに相談できます。
納得価格で即日現金買取
査定金額にご納得いただけましたら、その場で現金にてお品物を買取りいたします。「早めに現金化したい」方にも心強い方法です。(その際、身分証明書のご提示をお願いいたしております。)貴金属は相場で日々評価が動くため、気になった時が相談のタイミングです。刻印が薄い品でも素材確認を踏まえてご説明いたします。「刻印の読み方」や「評価の理由」など気になる点はぜひお聞きください。
出張買取で楽々スッキリ
指輪やネックレスが多いと、持ち運びの不安も出てきます。出張買取ならご自宅で一点ずつ確認してもらえるので、まとめて整理したい方に便利です。訪問前に「点数」「ブランド名」「刻印が読めるか」をメモしておくと会話がスムーズです。刻印の有無で分けて袋に入れておくと確認も早く進みます。
満足度の高い安心買取
初めての売却は「これで合っているかな」と心配になりますよね。説明を聞いたうえで納得して手放せることが、いちばん大切です。刻印が紛らわしい品も、理由を確認しながら進めれば安心感が違います。カメラのキタムラの出張買取は、お見積り・キャンセル無料です。買取り金額にご納得いただけない場合も、キャンセル料や手数料は頂きません。提示額に迷う場合は無理に即決せず、検討していただくことも可能です。
まとめ
貴金属の刻印は「英字→数字→末尾」の順で読むと、素材・純度・色・加工が整理できます。K表記と千分率、PtとPm、SV925やPd刻印、そしてGP/GFの見落としにご注意ください。刻印が薄いときは留め具や裏面も探し、無理に削ったりせず、迷ったら専門店の査定で確かめましょう。


