毛皮の種類を徹底解説|素材の特徴と見分け方
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毛皮(ファー)は見た目の華やかさだけでなく、素材によって手触り・暖かさ・扱いやすさが大きく変わります。まずは基本と見分け方を押さえて、毛皮の種類を整理していきましょう。
目次
毛皮(ファー)の基礎知識

毛皮(ファー)は「毛」と「皮」が一体になった素材で、触れたときの暖かさや艶は、刺し毛(上毛)と綿毛(下毛)の働きで生まれます。基本構造を押さえると“種類の違い”や“見分け方”が理解しやすく、購入時も売却時も落ち着いて判断できます。コートやショールなど形はさまざまですが、素材ごとに重さや耐久性、お手入れの考え方も変わります。
毛皮とは?|刺し毛・綿毛 など
毛皮は、外側で風や摩擦から守る刺し毛(上毛・ガードヘア)と、内側で空気を抱え込んで保温する綿毛(下毛・アンダーファー)で成り立ちます。刺し毛は光沢や色柄、毛足の表情に影響し、綿毛は密度やふくらみを左右します。触ったときに“しっとり”“ふわふわ”と感じる違いは、この二層のバランスが理由です。同じ種類でも綿毛が密なほど暖かく、刺し毛が整うほど艶がきれいに見えます。強く逆なでするのではなく、やさしく撫でて毛並みの戻りを確かめましょう。
リアルファーとフェイクファー(エコファー)の違い
リアルファーは動物の毛皮そのもの、フェイクファー(エコファー)は化学繊維などで毛並みを再現した素材です。タグの素材表示が最も確実ですが、毛の太さや先端の自然なムラ、根元の密度、裏面が革か布かでも傾向が見えます。見た目が本物に近い製品もあるため、燃やす・強く引っぱる等の判別は避け、迷ったら専門店で確認すると安心です。ファーフリーの流れでエコファーも増え、品質差が大きい点は覚えておくと良いでしょう。
価値が決まる基本要素
毛皮の価値は「素材の希少性」「毛質と手触り」「耐久性」「ブランド」「状態」で大きく変わります。例えばセーブルのように希少性が高い素材は高評価になりやすく、ミンクは衣料に向く丈夫さが評価されることが多い傾向です。とはいえ、毛抜け・変色・臭い、革(スキン)の硬化やひび割れがあると査定は下がりがち。購入時のタグや付属品、保管状況が分かる情報は、まとめて用意しておくとスムーズです。
毛皮の見分け方|初心者向けチェック手順

見分けは難しそうに見えますが、順番を決めてチェックすると判断材料が増えます。おすすめは「触る→見る(毛足・密度・艶)→裏面(革)→縫製→タグ表記」の流れでチェックすることです。これにより初心者でも素材の当たりが付けやすくなります。強く引っぱるなどの無理な確認は傷みの原因になるので、やさしく扱うのがコツです。
触る・見る|毛足・密度・艶で見分ける
まずは手触りと見た目をセットで確認します。滑らかさ、毛の戻り、ボリューム感、光の当たり方で出る艶は大切なヒントです。例として、ミンクはしっとり滑らかで程よい光沢、フォックスは毛量が多く華やかな印象になりやすい傾向があります。毛足が長いほどゴージャスに見えますが、密度が低いとスカスカに感じることもあります。襟元・袖口など複数箇所を触って、手触りが均一かも見ておきましょう。迷ったら自然光で艶の出方を見て、写真に残して比較するのも役立ちます。
裏面(革)・縫製・抜け毛で判断する
毛だけで判断しにくいときは、裏面(スキン)と縫製をそっと確認します。革が硬くパリつく、粉をふく、ひび割れがある場合は劣化のサインになり得ます。縫い目が引きつれている、ほつれがある、裏地が破れていると着用にも影響します。軽くなでたときに抜け毛が多い場合も要注意。売却前は無理な補修より、風通しのよい場所で短時間の陰干し程度に留めると安心です。また、保管臭(香水・防虫剤など)が強いと評価に影響することもあるので、においがこもらないよう注意しましょう。
タグ・表記で確認する
タグには素材名やブランド名、生産者団体ラベル(例:SAGA など)が付くことがあります。表記は大きな手掛かりですが、名称が似ていて混同しやすい点には注意が必要です。代表例が「タヌキ」と「ラクーン(アライグマ)」で、流通名として“チャイニーズラクーン”などの表現も見かけます。タグだけで決めつけず、毛の太さ・艶・密度、裏面の素材感も合わせて確認すると失敗が減ります。売却時はタグを外さず、そのまま持ち込むのがおすすめです。
毛皮の種類一覧
毛皮は種類が多いので、まずは大きな分類で捉えるのが近道です。ここでは「ミンク・セーブル系、フォックス・犬系、キャット系、げっ歯目系、ラム・ムートン系」に分け、代表的な素材の特徴、手触りの傾向、見分けのポイントをまとめます。自宅での確認や、査定前の整理にも役立ててください。「聞いたことはあるけれど違いが曖昧」という方はぜひ参考にしてください。
| ミンク・セーブル系 | ミンク・ウィーゼル・セーブル(黒テン)など |
|---|---|
| フォックス・犬系 | シルバーフォックス・ブルーフォックス・タヌキ・ラクーンなど |
| キャット系 | リンクス・リンクスキャット・レオパードキャットなど |
| げっ歯目系 | ラビット・チンチラ・リス・ヌートリアなど |
| ラム・ムートン系 | カラクルラム・ペルシャンラムなど |
ミンク・セーブル系|高級毛皮の代表格
ミンク類は衣料用として人気が高く、光沢としなやかさ、比較的高い耐久性が魅力です。毛足は極端に長くないことが多い一方、密度が高くなめらかに手が吸い付くような触感が出やすいです。ウィーゼルは見た目がミンクに似ますが、加工・染色品も多く質感に幅があります。セーブル(黒テン)は希少性が高く、細く繊細な毛と上品な艶が特徴とされる高級素材です。似ていると感じたら、艶の出方、軽さ、毛の戻りを比べてみましょう。
フォックス・犬系|存在感を纏う毛皮
フォックス類は毛量が豊かで、襟やショール、フードの縁取りに使うと存在感のあるボリュームが出ます。シルバーフォックス、ブルーフォックスなど色名で呼ばれることも多く、色の濃淡やグラデーションが特徴になりやすいです。触るとふんわり空気を含む感触ですが、毛足が長い分、寝ぐせや絡まりが出ることも。なお「タヌキ(チャイニーズラクーン等)」と「ラクーン(アライグマ)」は呼称が紛らわしいため、タグ表記の確認に加え、毛の太さや艶の強さも参考にすると安心です。
キャット系|美しい模様が魅力
キャット類は斑点模様が目立つものが多く、リンクス、リンクスキャット、レオパードキャットなどが知られます。柄の個体差が大きく“同じ名前でも雰囲気が違う”と感じやすいのも特徴です。また、種類によっては取引に規制が関わる場合があります。購入時は表示や付属書類の有無を確認し、手放すときも素材名が曖昧なまま自己判断しないことが大切です。気になる場合は、専門店での確認や査定時の相談をおすすめします。
げっ歯目系|繊細な質感を持つ毛皮
ラビット類は柔らかな手触りで、染色・加工もしやすく、比較的手に取りやすい価格帯が中心です。一方で高級毛皮に比べると耐久性は控えめで、摩擦の多い部分は傷みやすい傾向があります。チンチラは綿毛主体で極めて繊細、湿気や擦れに弱いので扱いは丁寧に。リスは軽さと柔らかさが魅力、ヌートリアはしっかりした毛質でコシが出やすいなど、触感と丈夫さで違いが見えてきます。染色品は擦れやすい部分の色ムラも確認しておくと安心です。
ラム・ムートン系|保温性に優れた毛皮
ラム類はカラクルラムやペルシャンラムなど、巻き毛の表情や斑紋が魅力になりやすい素材です。毛並みがくるくる、波打つように見えるものは、この系統の可能性があります。あわせて一般的に馴染みのあるムートン(羊毛)は、ふんわり暖かくカジュアルにも使われ、裏面がスエード調のことも。見た目が似ていても加工や毛足が異なるため、用途(防寒・華やかさ・軽さ)と好みで選ぶと失敗しにくいです。巻き毛のつぶれや表面のテカリは、使用感の目安にもなります。
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まとめ
毛皮は刺し毛・綿毛の構造を理解すると、毛足・密度・艶といった見た目や触感の違いがつかめます。触る→見る→裏面→タグの順で確認し、ミンク・セーブル系、フォックス・犬系などの分類を知れば、素材の当たりも付けやすくなります。売却を考えたら、毛抜けや革の硬化など状態を整えて査定へ。迷うときは無理に自己判断せず、出張買取など実物査定を上手に活用しましょう。大切なお品は、納得できる形で手放せるよう、情報を味方につけて進めてください。


