ソニー VLOGCAM ZV-E10 II レビュー|ペトグラファー 小川晃代

小川晃代
ソニー VLOGCAM ZV-E10 II レビュー|ペトグラファー 小川晃代

はじめに

これからカメラを始めたい方や動画撮影をしたい方にオススメ!
1台で写真も動画も簡単フォトジェニックに撮れちゃうソニー VLOGCAM ZV-E10 IIをご紹介します。

カメラ本体の重さは何と292gと、超軽量かつコンパクトだから持ち運びが楽ちん!
ZV-E10 IIで撮ったわんこにゃんこ写真と動画をご覧ください。

にゃんこが振り向いたところをパチリ!
■使用機材:ソニー VLOGCAM ZV-E10 II + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
■撮影環境:F1.8 1/640 ISO500 AWB (35mm換算)82mm
いつもの公園でローキー気味に撮影して深い森の中を表現
■使用機材:ソニー VLOGCAM ZV-E10 II + FE 85mm F1.4 GM
■撮影環境:F1.4 1/500 ISO125 AWB (35mm換算)127mm

選べるレンズ!美しいボケ味

ZV-E10 IIは超コンパクトなのにレンズ交換式のカメラなので、ソニーの豊富なレンズ達を存分に使えます。だからボケ味にこだわりたい場合は単焦点レンズを使ってとろけるようなボケ味を味わってください。

今回室内では35mmや50mm前後のレンズ、屋外では85mm等で撮影しました。
ピントが合った瞳はキリっとシャープに、そして柔らかい毛並みもしっかり表現できています。

右端に柱を入れ込むことで、覗き見している感を演出
■使用機材:ソニー VLOGCAM ZV-E10 II + FE 50mm F1.2 GM
■撮影環境:F1.4 1/800 ISO1000 AWB (35mm換算)82mm
美しい瞳と毛を表現したくアップ目に撮影
■使用機材:ソニー VLOGCAM ZV-E10 II + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
■撮影環境:F1.8 1/640 ISO500 AWB (35mm換算)82mm
咲き始めた枝垂れ梅に囲まれたわんこ
■使用機材:ソニー VLOGCAM ZV-E10 II + FE 85mm F1.4 GM
■撮影環境:F1.4 1/8000 ISO250 AWB (35mm換算)127mm

撮って出しでも大丈夫!

最近のαカメラに搭載されている「クリエイティブルック」。
もちろんZV-E10 IIにも搭載されていて、好みのルックに設定して撮るだけでお洒落な写真が完成します!

「クリエイティブルック」とは撮影時に好みの雰囲気(色味やコントラスト、シャープネスや明るさ等)を選べる機能です。
鮮やかに写る「VV」や、透明感があって柔らかい表現になる「SH」等、10種類のルックがあり、お好みのルックを選んで撮影するだけなので簡単!
レタッチ作業に追われSNSへのアップが滞ってしまうという悩みが多い昨今、安心して撮って出しができるって本当にありがたいですね。
シチュエーションに合わせて10種類のルックを使い分ければ、どんな場所でもエモーショナルな写真が撮れちゃうので気分が上がります。

ST

PT

NT

VV

VV2

FL

IN

SH

BW

SE

■使用機材:ソニー VLOGCAM ZV-E10 II + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
■撮影環境:F1.8 1/640 ISO500 AWB (35mm換算)82mm

私のおすすめ「IN」

中でも個人的におすすめのルックが「IN」。コントラストと彩度を抑えマットな仕上がりになるルックなので、室内でのわんこにゃんこ撮影でよく使っています。

例えば窓際で逆光の中のわんこを撮る時に気になる明暗差も「IN」で撮ると、コントラストが抑えられてシックで落ち着いた雰囲気に!
ソフトハイキーに仕上げたいなら「SH」を。透明感のある柔らかい感じで表現できます。
その他、見たままの色調でしっかり色を出したい時には「ST」に設定する等、環境や気分に合わせて、ボタン一つでルックを変えるだけで表現の幅が広がります。

逆光でわんこの顔が暗くなりすぎてしまうためIN使用。コントラストを抑えた優しい印象に仕上がった
■使用機材:ソニー VLOGCAM ZV-E10 II + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
■撮影環境:F1.8 1/640 ISO1000 AWB (35mm換算)82mm
SHで透明感と柔らかさを表現
■使用機材:ソニー VLOGCAM ZV-E10 II + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
■撮影環境:F1.8 1/320 ISO100 AWB (35mm換算)82mm
山茶花の赤と葉の濃い緑をしっかり表現したかったのでSTで見たままを写しとった
■使用機材:ソニー VLOGCAM ZV-E10 II + FE 85mm F1.4 GM
■撮影環境:F1.4 1/8000 ISO250 AWB (35mm換算)127mm

AF精度の実力

そして、もうひとつ気になるところはAF精度。
特に遊び好きの元気なわんこの飼い主様はここが重要ポイントかと思います。

今回ボールが大好きなわんこの撮影をしましたが、こんな感じでボールを追いかけてジャンプする一連もしっかりピントが合い続けていました。目の周りの毛色が割と濃いわんこだったので、カメラとしてはピントが合わせづらい犬種だったかと思いますが、優れたリアルタイム瞳AFのおかげで瞬時に目を認識してくれました。また、秒間最高約11コマ/秒あるので連写で撮った中からお気に入りのポーズを選べるので良いですね。

リアルタイム瞳AFのおかげで速い動きもしっかり捉えられる

動画も簡単フォトジェニック!

ZV-E10 IIは動画撮影にチャレンジしたい人にもピッタリのカメラです。
難しいしキレイに撮れない!と思われがちな動画撮影ですが、ボタン一つでお洒落な動画になるんです。

撮り方は簡単!
スイッチを動画に切り替えたら、あとはシネマティックVlog設定を「入」にするだけ。こうすると上下に黒帯がついて2.35:1の横長の動画が完成します。
この時、自動的にフレームレートが24fpsに固定されるため、印象的な映像で記録されます。
色調もいくつかのルックから選ぶことができるので日常のシーンがまるで映画の1シーンのよう。
難しいと思われがちの動画撮影がこんなに簡単に、しかもお洒落にシネマティックに撮れるなんて!とビックリ。

今回ルックはS-CinetoneとCLEANを使用して撮影

おわりに

軽い!コンパクト!撮って出しでエモーショナルな写真!簡単でお洒落な動画撮影!
それでいてお財布にも優しい!1台でこれだけ揃うZV-E10 II。
愛犬愛猫撮影にピッタリなカメラなので、写真も動画も撮りたい!と思っている方はぜひ試してほしいです。

 

 

■写真家:小川晃代
トリマー・ドッグトレーナー資格を保持しペットやのら猫等小さな生き物撮影を得意とするペトグラファー。2006年に動物に特化した制作会社とペット&キッズ専門の写真スタジオ「アニマルラグーン」を設立。現在はカレンダーやカタログ、写真絵本の撮影をはじめ、写真教室の講師やペットモデルコーディネーターとしても活躍。『ゆるねこ×ブッダの言葉』(インプレス)、『ちいさいののちゃん』(講談社ビーシー)、『ねこもふ。ごーじゃす』『手乗りねこ』(宝島社)、『ねこの撮り方まとめました!』(日本カメラ社)、『こいぬ』『こねこ』(ポプラ社)、『ねこきゅう』(東京書店)などの写真集ほか、ペットカレンダーも多く手がけている。

 

 

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