【その5】 荷物や家具のワープ術
ところで、3月は、日本全国お引越しシーズン。そして、この時期、お引越し業者さんはテンテコマイ。それゆえ、思わぬトラブルも少なくありません。あまり不安をあおるつもりはありませんが、実際、社会経験の少ない学生たちアルバイトの手に大切な家財道具を委ねることを考えると、お引越しを依頼したご本人も、できる限りの準備や努力を心がけたいもの。次のような点を参考にして、ラクにかしこく荷造りしましょう。
(1)ダンボール箱の荷造りの知恵
ダンボール箱に詰める荷造りに関しては、箱の中に何が入っているのか、というのがいつでもわかるように、ダンボール箱の内容物を(詰めた状態で)撮影し、その画像を印刷して箱の外に貼り付けておくと、あとの整理がグンと楽に。この時、ダンボールの上面ではなく、側面に貼っておけば荷物を上に積み上げても大丈夫。さらに、部屋番号もつけると、あっという間に部屋ごとの荷物の分類ができます。この方法は、とくに家具の引出しなどにもってこいですね。
(2)もしも・・・!のときのために、運び込む前の荷物の状態を撮影しておこう
もしも引越し後に荷物が破損していたというトラブルが生じた場合、お引越し業者さんに損害賠償保険を適用してもらうにしても、破損する前の写真と破損した後の写真の両方が必要になります。そのため、どこに何をしまったか、運び込む前はどんな状況だったか、という点もデジタルカメラで気になる箇所は、こまめに撮影しておくと良いでしょう。
(3)組み立て家具のワープの心得
組み立て式の本棚や机などの 解体→搬出・搬入→組み立て という工程を伴うものは、組み立てあがった時の完成写真があると便利。引越し屋さんもプロなので、一度見ておけばそうそう間違いはありませんが、なんてったって繁忙期。もしかすると、解体して運び込んだ人と現地で組み立てる人が違う可能性もたぶんにあります。
さらに、本棚や食器棚などは、あらかじめ中身が入った状態で撮影しておけば、引越し先で手伝ってもらう人にその写真を預けて中身を並べ直してもらえるので、効率よく引っ越し作業が進みますよ。
なお、引越し業者さんによっては、組み立て家具などを運び込む前にポラロイドカメラなどで撮影する方法も取り入れているようですが、デジタルカメラなら一台で複数の画像を記録できるので、いつでも要所要所の写真をメモ代わりに保持できます。さらに、ポータブルなダイレクトプリンタがあれば、デジタルカメラで撮った画像を、その場ですばやくプリントアウトしてくれるので、なお便利。まさに、時代は進歩しているのですねぇ。
・カードフォトプリンター CP-10(キャノン)
キャノン製のカードフォトプリンター対応デジタルカメラとケーブル1本で直接つなげば、カメラで撮影した画像をその場ですぐにプリントできます。全てのプリント操作は、カメラから行えるので、とってもお手軽。

・デジタルカラープリンタ CAMEDIA P-200(オリンパス)
スマートメディア、コンパクトフラッシユカードを挿入してダイレクトにプリントできます。カメラの機種を選ぶことがないため、汎用性が高い製品です。ちなみに、電源の無い場所でもプリントできるニッケル水素充電池とプリントパックがセットになった「P-200(本体)+モバイルスターティングキット」もオススメ。


【その6】 住所変更の案内ハガキもラクラク作成
こうして、無事引越しが済んだら、なるべく早い時期に住所変更の案内ハガキを作りましょう。
せっかくなら、思い出をキャプチャーした際の写真を利用してもステキですし、新居やその周辺をあらたに撮影して、その写真を使っても良いでしょう。ちなみに、フォト美の友人は、その両方の写真をひとつずつ使って、住所変更の案内ハガキを送ってくれました。
また、このような写真を使ったポストカード作成は、キタムラネットプリントサービスを利用すれば、少ない労力で美しく仕上げることができます。年賀状や暑中見舞いなど、季節の定番時期以外でも、普段の日常生活にどんどん取り入れてご利用くださいね。そうすれば、あなたのデジタルフォトライフも、より一層充実してくるに相違ありませんから。
詳細はこちら
ネットポストカード・・・デジタルカメラで撮った画像でポストカードを作成できます(ご注文は10枚以上)。


●今月の作例
私の街

読者から寄せられたステキな作品を、作例写真としてご紹介しています

作例を見る

表紙へ [1] [2] このページです
▲ページTop
© KITAMURA Co., Ltd. All Rights Reserved.