五十嵐さん作品
【仁賀保高原】「風の見える丘」
 
五十嵐さん作品
【冬師湿原(秋)】「静寂」
五十嵐さん作品
【冬師湿原(冬)】「湿原の朝」


五十嵐さん作品
【元滝】「苔むす流れ」

元滝伏流水

元滝(もとたき)

 鳥海山の伏流水が流れ出し、滝のように元滝川へ落ちてきています。高さは5m程ですが、滝の岩肌に広がるコケの緑と白い水しぶきのコントラストが魅力です。一帯から流れる清水からは、豊富なマイナスイオンを感じることができます。
 この伏流水から更に200m程上流に高さ約20mから直下で深い滝壺へ落下する「元滝」がありますが、取材時は落石により通行禁止になっていました。本来はこの滝が元滝ですが、現在では元滝伏流水を指す場合が一般的です。

仁賀保高原(にかほこうげん)

 鳥海山の裾野、標高500mに広がる広大な草原。南に鳥海山、西に日本海と360度のパノラマが広がります。一週7.5kmのサイクリングロード、キャンプ場、魚つり場などファミリーで楽しめる施設も充実しています。
 また、平成13年に完成した高さ90mの風車15基が立ち並び、地球にやさしい新エネルギーの大生産基地として、新たな観光スポットとなっています。

冬師湿原(とししつげん)

 冬の早朝に朝霧が立ちこめ、僅かな光が幻想の世界をつくりだします。毎年4月には、春の訪れを告げる火入れが行われ、扇谷地と大潟ため池の間、約260ヘクタールのススキ原に火の帯が走ります。この地域は、ハンノキが群生し貴重な環境が残っている湿原で、県の自然保全地域に指定されています。
 その他、“島まつり”は水軍城で出陣式の後、村上水軍の菩提寺である金蓮寺で先人感謝祭を行い、土生港周辺でパレードや跳楽舞(ちょうらくまい)を踊ります。また、“火まつり”は火に照らされた夜の海辺砂浜に、水軍跳楽舞、鎧冑武者が集結。因島村上水軍陣太鼓の演奏や大松明の練りまわしがあり、クライマックスに花火が打ち上がります。

善神沼(ぜんじんぬま)

 鳥海山4合目の原始林の中にある神秘的な沼。ここはブナを主体に構成されている鳥海自然休養林内にあります。波ひとつない鏡面のような水面に映る、冠雪した紅葉と鳥海山のコントラストは見事です。


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