カメラのキタムラ
Vol.45 2003 SUMMER
特集 写真家 増田勝正氏
動物写真は失敗と後悔の繰り返し。
いい写真を極めようと思えば、
どこまでも終わりの無いところが魅力です。
 
最近さまざまな分野でよく耳にする「癒し系」。昔から私たち人間にとって心が安らぐものの代表と言えば、犬や猫をはじめとしたかわいい動物たちではないでしょうか。今回、特集にご登場いただいたのは犬・猫を中心に動物写真を30年以上にわたり撮りつづけ、またカメラのキタムラ「ペット・動物ふれあい写真コンテスト」の審査員としてもおなじみの、増田勝正先生。ご自身も数多くの動物たちに囲まれて生活をされている先生から、動物写真の魅力と撮り方に関する貴重なアドバイスについてお話を聞くことができました。単なる被写体として見るのではなく、「動物たちのことが心から好きで、かわいくて仕方がない」という先生の気持ちが、インタビュー中にも伝わってきました。
※なお、表紙及び特集ページに掲載した写真は、すべて増田先生の作品です。
ますだ かつまさ
1945年東京都生まれ。愛犬雑誌のカメラマンを経て、現在はフリーの動物カメラマン。犬・猫、その他のペット写真を30年以上も撮り続けている。現在はバーニーズ・マウンテン・ドッグをはじめ20頭以上の犬、スコティッシュ・フォールドなど30匹以上の猫、その他ウサギ、フェレット、モモンガ、ハムスターなどの動物に囲まれて生活している。主な作品に「NHK趣味百科”イヌとつきあうために“」(日本放送出版協会)、「パノラマ図鑑”ネコ“」(講談社)がある。「富士写真フイルム」、「山と渓谷社」のカレンダーの写真でも知られる。アイメイト(盲導犬)のボランティア活動にも参加し、自ら犬、猫の繁殖・育成に関わっている。日本写真家協会(JPS)会員。
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