Vol.19（前編）お笑い芸人 古坂大魔王さん

有名人のみなさんは、普段どんな風にスマートフォンを使い、どんなスマホトを撮っているのでしょう？　スマホ活用法から、いつもは見られない素顔にまで迫っちゃいます。

今回ご登場いただいたのは、お笑い芸人の古坂大魔王さん。Twitterでのおもしろツイートも人気の古坂大魔王さんの、スマートフォン活用法とは？

――古坂さんは、どのスマートフォンを使っていますか？

「iPhone4Sです。ずっとSoftBankなんですよ、東京デジタルホンのころからJ-フォン、ボーダフォンと。発売してから半年くらいして買いましたね。あと、10年前にパソコンをMacにしたこともあって、Macとの相性を考えたらiPhoneがいいなって」

――パソコンと同期して活用しているんですね。

「iPhoneは、Wi-Fiが入った瞬間にiCloudに同期されるのが便利ですよね。個人的に、パソコンとうまく同期させるのが、スマートフォンには最低限必要かなと思うし、スマートフォン自体もテイクアウトのパソコンだと思ってます。たまたましゃべれるパソコン。ノマドワーカーというほどではないですけど、iPhoneだけでも仕事はできちゃうんですよ。これがなかったら、今は何もできないかもしれないです」

――ネタ作りもiPhoneを使ったりしてるんですか？

「使い方はいっぱいあるけど、メモと録音、録画が主ですね。ノートを広げて書き始めるって意外とパワーがいるんですけど、スマートフォンならタップするだけで記録した文字や画像が入ってくるから、強制的に仕事モードに入れる。そこがいいんです。最近は、メモにアメリカンジョークを書きためてるんですけど、ほかにもバラエティ番組の事前アンケートで書いたエピソードを残してます。自分が発信したことを書いておくと、そのなかにヒントがあったりするんですよね。あと、想像モノマネってネタがあるんですけど、思いついたフグの鳴き声とかキリンの鳴き声を録音しておいて、確認してます」

――メモや録音以外にも、よく使う機能ってありますか？

「写真の加工かな。スマートフォンがあれば、Twitterとかでも、すぐに写真を加工できますよね。自分なりにトリミングしたり、色を変えたり。今は、スピードが大事だと思うんですよね。Twitterでよくアンジャッシュの児島をいじってるんですけど、児島が言ってたモノや場面の写真をすぐ手に入れて、加工して、ツイートする。ここまで1～2分でいけたら最高に速い。それが大事。『この人詳しいな』とか『新しいこと好きだよね』って思われるのも、仕事なのかなって」

――そのためには、使いやすい加工アプリも必要だと思いますが、何を使っていますか？

「ずっと使ってるのは『ProCamera』ですね。通常のカメラでインカメラを使うと顔が縦長になるんですけど、これは自動で修正されるんですよ。連写もタイマーもあるから使いやすい。そこから編集するとしたら『Photogene』。トリミングして画質明るくして、文字入れも素早くできるしシンプルでいいです。もうちょっといじりたいときは『LINE camera』。フォントがかわいいし、スタンプも使いやすい。ブログをアップするときは、写真10枚しか載せられないので、『Photo Mess』で何枚もくっつけてます」

――普段はどんな写真を撮ることが多いですか？

「Twitterやブログ用が多いです。写真はあくまで言いたいことのプラスアルファで、挿絵として考えているので、文章を書いて『ここに画がほしいな』ってときに撮ります。例えば、記念写真でも『こんなに盛り上がった会なんだよ』って伝えたいときは撮るけど、常に撮るわけではないですね。あとは、ボケの一種として。Twitterでいろんな芸人と絡むのが好きなんですけど、そのときにツイートと関係ない写真をつければ、『写真が違うだろ！』ってなるでしょ。そのためのツールですね」

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