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メニュースマホ
メニュースマホグランプリ
メニュースマホ入賞
365日フォトコンテスト2014 春夏
トップ腕だめしコース
「こども&赤ちゃん」
総評:春夏は開放的な季節なので全体的に作品に動きがありますね。そして屋内でも屋外でも、みなさん自然な感じに撮ることが上手になりました。デジタルで感度を高くすることによってストロボを使わずに被写体をとらえられるようになりましたし、ただ可愛さだけではなく、全体の雰囲気を大切にしながら撮っている作品が多かったと感じます。また、広角にしても望遠にしても、レンズの特性を上手に活かした作品も多かった。皆さん本当に上達しました。審査するのは大変ですが、笑いが絶えないとても楽しい審査になりました。
 
沼田早苗 氏   審 査 員
沼田早苗 氏

ぬまた さなえ/大竹省二氏に師事、1978年にフリーランスとなる。「財界」「ヨミウリウィークリー」の表紙撮影、商業写真、取材撮影などを手がける。写真展には「私の写交録」「みんな・みんな・蒼き狼」「もう一人の日本人」「中央アジア・トルコの素顔に触れて」「彩菜」「アンゴラ難民とザンビアの人々」「歴史と共に生きる・ヨルダン・シリア」「アメリカ音楽紀行」などがある。福音館書店より写真絵本「ぼくのおじいちゃんの顔」を出版。
 
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腕だめしこども&赤ちゃんグランプリ
「ぼくは水あそび」
三嶋 光(山口県下関市) 下関/幡生店
寸評:田植えの体験イベントにはたくさん人がいることが多いので、どうしてもバックの処理がしにくく画面が散漫になりがちですが、この作品は感度も高く、速いシャッタースピードを切ることで、弾ける水の様子やギュッと目を閉じた一瞬の表情のリアリティを実にうまくとらえています。背景の人物も、足だけで田植えの雰囲気を出していて、この背景のシンプルさこそが、子どもの表情を引き立てています。子どもの黄色いTシャツが映える全体の色合いも、田植えの季節感が出ていてよかったですね。
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「ペット&動物」
総評:全体のレベルは回を重ねる毎に上がっています。そんなレベルの高いコンテストで上位へ入賞するためにまず必要なのは、作品から“愛情”がきちんと伝わってくることでしょうか。どんなに作品がきれいでも、技術的に素晴らしくても、“愛情”が感じられなければ、それは良い作品とは言えません。また、審査の中で残念なのが、インクジェットプリントで応募された作品があることです。プリントまでが作品作りです。お店の銀塩プリントを利用することで、作品の本来の色や奥行きを知ることも上達の秘訣だと思います。
 
増田勝正 氏   審 査 員
増田勝正 氏

ますだ かつまさ/1945年東京都出身。犬、猫、ペット専門の動物カメラマンとして30年以上従事。アイメイト(盲導犬)のボランティア活動にも参加し、自ら犬、猫の繁殖・育成にかかわっている。犬、猫のスタンダード、歴史、使役犬、生態、行動等造詣が深い。
 
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腕だめしペットグランプリ
「親子愛」
髙石勝良(愛媛県松山市) 北条/マルナカ北条店
寸評:少々意外な作品がグランプリに入りました。しかしこれで、応募作品の幅は今後もっと広がるのではないでしょうか。子象が親の鼻に体を寄せて甘えています。親は鼻だけしか見えていないけれど、誰が見てもわかります。画面処理がうまい、ピントもいい、技術的なしっかりした裏付けがあるから画面も美しい。ほれぼれします。そして何よりも大切な“愛情”が作品から伝わってきます。だいぶ粘って構想を練って撮られた作品なのではないでしょうか。パーフェクトです。
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「自然」
総評:生き物や自然とのふれ合いを感じさせる作品が多かったのが印象的で、何より嬉しく思いました。生態を記録しようとする作品、ユニークな表情や場面をかわいらしく撮ろうとする作品、中途半端でない時間の掛け方や労力を感じさせる作品も多く、大変頼もしく感じました。また、写真の醍醐味である、いいなと思った瞬間を逃さずにシャッターを切ったような作品もあったのが印象的です。自然の中の一員としての生き物と作者とのふれ合いを感じさせる作品を、これからも撮っていってほしいと思います。
 
海野和男 氏   審 査 員
海野和男 氏

うんの かずお/1947年、東京生まれ。昆虫を中心とする自然写真家。少年時代は蝶の採集や観察に明け暮れる。東京農工大学で昆虫行動学を学ぶ。1990年から長野県小諸市にアトリエを構え身近な自然を記録する。 著書「昆虫の擬態(平凡社)」は1994年日本写真協会年度賞受賞。主な著作に「蝶の飛ぷ風景」(平凡社)「大昆虫記」(データハウス)、「蛾蝶記」(福音館書店)、昆虫顔面図鑑(実業之日本社)など。テレビでも活躍。日本自然科学写真協会会長、日本昆虫協会理事、日本写真家協会などの会員。
 
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腕だめし自然グランプリ
「帰省」
石橋英治(広島県広島市)広島/五日市店
寸評:このツバメは家の中に巣を作ったのでしょうか。ツバメが開け放たれたドアから入ってくるところを見事なカメラワークでとらえています。鳥の写真というと、飛んでいるところをシャープに撮りたい方が大半なのですが、明るい標準レンズを使って背景を気持ちよくぼかした作品づくりがとても新鮮です。「帰省」というタイトルの付け方も上手です。作者とツバメの関係性が見えてくるところが面白く、ツバメと作者とのふれ合いが感じられる作品です。
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「旅」
総評:旅へ出掛けたら、もっと貪欲に、あまり悩まず、どんどん撮って応募して欲しいと思います。もちろん工夫を凝らした作品も大歓迎です。人生を旅ととらえることもできるでしょうし、そういう広い意味でとらえた作品の応募が増えると嬉しいです。ひとつ気になったのは、タイトルにいまひとつ工夫が見られないことです。タイトルは大切です。タイトル次第でイメージが膨らむこともあれば、せっかくの作品が台無しとなることもあるのです。全体的には見る者に幸せを感じさせてくれる作品が多く、今回もとても楽しく審査させていただきました。
 
杉本恭子 氏   審 査 員
杉本恭子 氏

すぎもと きょうこ/東京都出身。コンピュータ会社入社後システムエンジニアに従事。自然の崩壊に心を痛め風景写真を撮り始める。竹内敏信氏に師事。2003年フリーとなり名古屋、東京を中心に写真教室や撮影会を実施し写真の楽しさを伝えている。長野県阿智村、 阿南町にて写真を通しての地域おこしにも携わる。個展2003年「彩り季節風~風になりたい~」、2007年「彩り季節風」~出会いときめき~開催。同名写真集出版。著書に「一眼レフカメラ基本撮影テクニック」(永岡書店)他多数がある。生涯学習インストラクター1級。社団法人日本写真家協会会員、日本写真協会会員、日本写真療法家協会理事、キヤノンEOS学園講師、フォックスファイヤーフィールドスタッフ、中央工学校新風景写真塾講師。
 
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腕だめし旅グランプリ
「ガリバー登場!」
汐中俊郁(広島県三原市)三原/フジグラン三原店
寸評:狙いも場所も、アングルやタイトルにも工夫がこらされていて、とても個性的な作品です。灯台をまたいだ三角形の構図が面白く、子どもの表情や上からの視線が、本当に巨人になったらこんな視線なのではないかと思わせます。お父さんが、「うちの子なんだかたくましいなあ」と思って撮った1枚なのではないでしょうか。とてもたくましくてかっこいい、そして物語性のある作品です。
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「自由」
総評:この自由部門の審査は毎回本当に難しいです。作品に対するスタンスのバリエーションが豊富なので、選ぶのは本当に大変です。基本に忠実に撮ろうとすると、構図とか絞りとかレンズとか、決め事がたくさんあります。そしてそれをクリアした作品は、確かにすごくきれいなのですが、でも、心が揺れるとは限らないのです。基本は確かに大切です。しかしそれに当てはめることが全てではないのです。気持ちを大切に、心のおもむくままに素直に撮影した作品を、どんどん応募してほしいと思います。
 
川合麻紀   審 査 員
川合麻紀 氏

かわい まき/横浜生まれ。彩り写真家。独特の色表現と爽やかでやわらかい描写を得意とし、「The colors of nature」をテーマに花風景や、アフリカ、セイシェル等の自然や動物の撮影取材を行っている。雑貨、子供、ペットフォトなどオールマイティー。写真展多数。TV出演、写真教室、写真雑誌執筆等、わかりやすい写真指導でも人気。(社)日本写真家協会会員。
http://kawaiphoto.cocolog-nifty.com/blog/
 
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腕だめし自由グランプリ
「夕照」
永山直樹(沖縄県那覇市)那覇/新都心店
寸評:“光で見せる作品”というのが第一印象です。逆光の中で水しぶきがキラキラと舞い、星のようにも見えます。傘の透け感、ラインの出た体のシルエットなどに、逆光によるドラマチックさが表現されています。日常のはずなのに、どこか不思議な場所を見るような。細かく言えば気になる点、謎の部分は多々ありますが、全体を見た時、心揺れる感じの、ドキッとする作品に仕上がっています。見れば見るほど引きこまれ、面白く感じる作品です。
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