【その5】 動画撮影のコツを知ろう
では、おまちかねの動画です。
動画の撮影も、ちょっとしたコツを知っておくけで、全然ちがう映像になります。というのも、素人の撮影するビデオ映像は、上下左右にゆれて撮影されることが多いため、見ているだけで酔ってしまう・・・という経験は誰しもあるのではないでしょうか? じつは、この点がプロと素人との大きな差なのです。
そこで、動画で撮るときは、両手でカメラをしっかりとホールドしてブレやゆれをなくし、ズーム機能を多用しない(連続する映像ではズーミングを多用すると飽きてしまいます)ことがポイントです。つまり、安定した画面で被写体の動き(変化)を楽しむ、ということが肝心なのです。
また、同じカットで長い時間撮りつづけるのもタブー。おそらく、そういう映像は、試写会でも みんな飽きてしまいます。テレビのドキュメントでもわかるように、数秒間の短いカットをいくつもつづけて見せることで、ビデオ映像は楽しむことができるのです。
そのため、撮るだけ撮ったら、パソコンの動画編集ソフトで、各映像を短くカットしてつなげていくと効果的ですよ。

【その5】 撮った動画をパソコンで楽しもう!
こうして撮影された動画は、パソコンに取り込んで必要に応じて編集すれば、オリジナルの映像作品として残すことができます。デジタルカメラで撮影した動画は、一般的に、デジタルビデオカメラの映像よりも、かなり小さなフレームサイズで記録され時間も短いため、容易にパソコンに取り込んでメールに添付したり、ホームページに掲載することができます。
パソコンで再生する場合も、製品にパンドルされている再生ソフト(プレーヤー)を利用したり、Windows Media PlayerQuickTimeプレーヤーなど汎用性の高いプレーヤーソフトで再生することができます(どのプレーヤーソフトで再生できるのかは、デジタルカメラの取扱説明書などに記載されています)。
また、動画編集ソフトを使用して、10数秒の短い動画をいくつもつなぎ合わせれば、それはそれでオモシロイ映像にもなり得ます。以下、動画編集のためのポピュラーなソフトをご紹介しますので、ご興味のある方は、一度試してみてくださいね。
●VideoStudio(ULEAD) 
 
オリジナルムービーを、これまでになく簡単に作成できるようにした、最もポピュラーで高機能ソフト。同シリーズの別のソフトを追加すれば機能もUPできるので、拡張性も高い。
●MegaVi DigitalVideo(JUSTSYSTEM)
 
マウス中心のやさしい操作が特長。初心者でも、撮りためたビデオをサクサク編集できる。自宅のパソコンがホームシアターに早変わり!?
●MovieShaker(SONY)
 
デジタルカメラで撮影した動画や静止画を素材にして映像編集が可能。インターフェースも親しみやすく、シンプルな操作性で、ビデオクリップの自動編集や、自分で演出した作品づくりが遊び感覚で実現。
※いずれもWindows対応版です

ちなみに、フォト美の華麗なる滑りを撮影した動画は、本ページ右上のボタンをクリックすればご覧いただけます。ぜひ見てみてくださいね!


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