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フラッシュ使用は禁物! |
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まずは、超ビギナーへのアドバイス。暗い場所だからといってフラッシュを使用してもダメですよ。撮影場所から花火までのキョリでは、ゼッタイにフラッシュの光はとどきません。
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絞りはf8に固定しよう
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絞り値を設定できるデジタルカメラを使用する場合は、f8に固定しましょう。 |
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バルブで撮影 |
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「バルブ」とは、長時間露光のこと。つまり、シャッターボタンを押して、そのあと しばらくシャッターを開いたままにして撮影することを言います。花火は一瞬にしてかたちが変化する被写体です。そのため、通常にシャッターを押して撮影するのでは光の軌跡を描くことはできず、あっけない写真になってしまうのです。
デジタルカメラの場合、撮影時の設定で「バルブ(長時間露光)」にモードを合わせ、リモコンでシャッターボタンを押し、数秒後に再度シャッターボタンを押します(2回目でシャッターが閉じます)。 または、バルブモードで秒数を設定すると、シャッターボタンを押してから 秒数経過後に自動でシャッターが閉じます。
※もし、バルブ撮影に対応していないデジタルカメラの場合は、できるかぎり最長のスローシャッター(機種によってはカメラ任せになるかも)でがんばりましょう。 |
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ピントはマニュアルフォーカスで無限遠に |
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ピントは、オートフォーカスではとうてい合わせることのできない距離なので、マニュアル(手動)フォーカスで「無限遠」に設定します。 |
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花火のシャッターチャンスって? |
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肝心のシャッターボタンを押すタイミングは、連発の場合、花火が打ち上がったらシャッターを押し、5〜6発(だいたい2〜4秒)でシャッターを閉じます。 ただし、シャッターを開いたり閉じたりするタイミングは、リモコン操作において慣れが必要です。そんなとき、黒塗りのうちわを用いた必殺技もあるのです(右の画像をクリック!→)。 |
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花火は2回勝負する! |
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花火大会が始まり、次々と花火が連発されるにつれ、空にはだんだんと煙が目立つようになります。そういう背景では、あまり美しい花火は撮れません。しかも、デジタルカメラでバルブ(長時間露光)撮影を繰り返すと、感度の低下によるノイズの発生も否めないため、撮影は空が十分暗くなるのを待ってから撮り始め、早いうちに勝負します。
そして、ラストのクライマックスに備えて、途中 少しカメラと手を休め(このときは花火鑑賞&ビールタイム!?)、やはりラストの大連発に ふたたび勝負といきましょう! |