【その2】 セッティングを侮るべからず
さて、お目当ての花火大会の開催情報をキャッチしたところで、まだまだすべきことがあります。以下のセッティングは、とっても大切なので要チェック!

1.場所取り

メジャーな花火大会になればなるほど人出も多く、撮影場所の確保がむずかしくなります。前もって下見に行き、撮影場所の目星をつけておきましょう(とくに風上がネライ目)。そして、場所取りの予定を立てます。
2.大会プログラムの入手
有名な花火大会には必ず花火の種類や時間が記載されたプログラムが事前に配布されます。このスケジュールを知って撮影に挑むのと、知らずに撮影するのとでは、キモチの余裕が全く違います。そして、その差は写真にも表れますので、これ、けっこう重要なんです。
※プログラムの入手方法は、花火大会実行委員会(管轄の役所など)に問い合わせて事前に調べておくことが肝要です。中には、郵送してもらう(有料)こともできたり入手先を教えてもらえます
3.三脚とリモコン
花火撮影には必ず三脚を使用します。 間違っても手持ちで撮影しよう・・・なんて考えてはダメですよ、どんなに手ブレに気を付けても99%ブレますから。
しかも、いくら三脚にカメラを固定しても、シャッターボタンを押すとき、わずかにカメラが動いてしまうので、今回はそれを防ぐためにリモコンも併せて使用します。この二つのアイテムは、必需品として揃えておきましょう。
※リモコンは、デジタルカメラの専用オプション品として、各メーカーから発売されています。中には、リモコンに対応していない機種もありますので、販売店やメーカーに確認しておくことをオススメします

【三脚】 重量や機能に応じて幅広い価格帯の商品があります。デジタルカメラ向の軽量タイプでは、\1,980-(消費税別)から。 →商品情報へ
【リモコン】 デジタルカメラのオプション品として販売されています(詳細はメーカーの製品情報で)。
4.その他の持ち物
見落としがちですが、蚊の攻撃から身を守るために虫除けスプレーなども必要ですね。何事にも熱中しやすいフォト美は、すぐに蚊にさされてしまいます(どういう理屈だ?)。
それと、あると便利なのがペンライト。暗い中でプログラムを確認したり、カメラのバッテリーやメディアを取り替える際、何かと便利だったりするんです。あと、デジタルカメラの予備バッテリーと記録メディアの替えもお忘れなく。
ちなみに、黒塗りのうちわ
というのも、知る人ぞ知るヒミツ兵器(→くわしくは、次のページに)

とまあ、こんな具合に、良い撮影を行うためのセッティングも怠りなく。

●今月の作例
花火

読者から寄せられたステキな作品を、作例写真としてご紹介しています

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