写真はとても正直。
写しとったその場の空気を
ありのままに伝えることが目標です。

　もともと絵描きだった私が写真を始めたのは、今から15〜16年前、中巨摩郡昭和町公民館での写真教室からでした。一日屋外で撮影し、プリントした作品を講師の先生に見ていただきました。その時、とてもほめていただいたことを覚えています。長男に孫が生まれたことをきっかけにカメラを手に入れたのは、その後すぐのことでした。
　私の好きな被写体は人物、動物、生きているもの全般です。素敵な被写体を見かけたら声をかけ、お話をするよう心がけています。声をかけることは難しいと言うけれど、心を開いて話しかければ大丈夫。そして許可を得て撮らせていただいたら、必ず後日、お手紙を添えてプリントをお送りします。すると皆さんとても喜んでくださるので、それも私の楽しみのひとつになりました。