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メニュースマホ
メニュースマホグランプリ
メニュースマホ入賞
365日フォトコンテスト2013 秋冬
トップ腕自慢コース
「風景」
総評:今回もとても充実した審査でした。色鮮やかな紅葉と美しい雪景色に酔うような気持ちを持ちながら審査できて楽しかったです。作品を大きなサイズの美しいプリントにすることで、撮った者の心を伝え、見る者の心を動かす力がそこに生まれることを、あらためて実感することができました。特に上位の作品のうちのいくつかはクリスタルプリントでしたが、これには独特の魅力があります。奥行きと広がり、そして透明感がすばらしい。作品をプリントする楽しさ、喜びを知ってもらったら、これからもっともっと素晴らしい作品が出来上がるだろうなと強く感じました。
 
三好和義 氏   審 査 員
三好和義 氏

みよし かずよし/1958年、徳島県生まれ。1981年東海大学卒業。 13歳の時沖縄を訪ねて以来、タヒチ、モルディブ、ヒマラヤ、サハラなど世界各地で「楽園」をテーマに撮影を続けている。高校時代に当時最年少で個展を開催。また27歳の時「RAKUEN」で木村伊兵衛写真賞を受賞。これも当時最年少だった。NYジョージ・イーストマンハウス国際写真博物館に作品が永久保存されている。2004年藤本四八写真文化賞を受賞。2009年には豪華写真集「京都の御所と離宮」を発表。最新刊は「世界遺産 小笠原」。 三好和義公式サイト http://www.rakuen344.jp
 
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腕自慢風景グランプリ
「秋宝」
桐原篤仁 (愛知県小牧市) 春日井/柏原店
寸評:見事な紅葉を絶妙なバランスの構図でまとめています。寸分の隙もない、美しい格調の高い作品に仕上がっています。ここまで緻密に写るのかという驚きを持って選びました。テクニックとしても、PLフィルターとNDフィルターを重ねて使って、スローシャッターにしていることにも感心しました。これはPLフィルターで岩肌を黒っぽく落とすためであり、また、紅葉の色を鮮やかにするためのテクニックでもあります。屏風絵のようなスケール感があり、感動しました。
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「人」
総評:素晴らしい作品がたくさんあって、選ぶのは大変でした。審査している私も勉強になります。一次審査では、まだ安易にシャッターを切っている作品が目立ちました。シャッタースピードと絞りのピントの関係を勉強しましょう。また、人間の目とカメラのレンズは違うことを知りましょう。自分の目的にかなう作品を作るためにも、自分の作品を何度も繰り返し見て考えることが大事です。上位入賞の作品は、よくある定番のものではなく、作者の新しい感性で撮られたフレッシュな印象を与えてくれるもの、何度も言いますが、新鮮な感動を与えてくれるものを選びました。
 
田沼武能 氏   審 査 員
田沼武能 氏

たぬま たけよし/1929年、東京・浅草生まれ。'49年、東京写真工業 専門学校卒。サンニュース・フォトス入社、木村伊兵衛氏に師事する。'51年「芸術新潮」嘱託、'65年タイム・ライフ社と契約。'72年、フリーランスとなる。モービル児童文化賞('79年)・菊池寛賞('85年)受賞。'90年には紫綬褒章を受章。2003年文化功労者に顕彰される。現在、(社)日本写真家協会会長、東京工芸大学芸術学部名誉教授、全日本写真連盟会長。
 
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腕自慢 人グランプリ
「寒さに耐えて」
佐々木 良一(岩手県遠野市) 花巻/下小舟渡店
寸評:これは神社へ奉納するたいまつを持って集まった男衆の出発前を撮ったものだと思います。そこに混じった1人の少年がこの作品の主役です。少年が伝統行事に参加することによって時代をつなぐひとつの絆になっていく。また、その少年の寒さに耐えて男衆の仲間入りをしているその誇らしさ。ただ祭りを撮るのではなく、そこで起きているひとつのドラマを切り取って作品にしている。そのうまさこそが、この作品をグランプリにした要因です。
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「自由」
総評:審査も回を重ねる毎に作品の傾向が少しずつ変わっている気がします。アート的なものや深く考えられた作品が多くなってきたように感じます。バリエーションも広がり、新たに鉄道や飛行機を撮った作品が増えました。今まであまりなかった時間帯や、悪天候の中でも積極的に外へ出てカメラを向けているということもよくわかり、感動しました。それだけに審査にはいつもより時間がかかりました。プリントも年々美しくなっているし、今年の特徴はとにかく構図がすばらしい。このコンテストと共に皆さんレベルアップしている印象を受けました。
 
吉村和敏 氏   審 査 員
吉村和敏 氏

よしむら かずとし/1967年、長野県松本市生まれ。高校卒業後、東京の印刷会社で働く。退社後、1年間のカナダ暮らしをきっかけに写真家としてデビューする。以後、1年のうち約半年を欧米各国のカントリーサイドで生活し、旺盛な撮影活動を行っている。絵心ある構図で、光や影を繊細に捕らえた叙情的な作品は人気が高く、個展には日本全国から数多くのファンが足を運ぶ。2003年カナダメディア賞大賞受賞、2007年写真協会賞新人賞受賞。
 
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腕自慢自由グランプリ
「変な奴が来たぞ〜」
八井田 晋 (高知県高知市) 高知/堺町店
寸評:この1枚の中に色々な物語が潜んでいる印象を受けました。この地方で暮らす人々と祭りとの関わりあいの中で、こどもは慣れている様子ですが犬は驚いて逃げています。日本の祭りと住む人々と子どもと犬と。それらの絆といったものが見えてくる気がして、心を感じる作品になっています。ピントや構図も完璧です。逆光でとらえているにもかかわらず美しい。黒くつぶれていないしプリントへも気を配っています。完成度の高い素晴らしい作品です。
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