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メニュースマホ
メニュースマホグランプリ
メニュースマホ入賞
365日フォトコンテスト2013 秋冬
トップ腕だめしコース
「こども&赤ちゃん」
総評:バラエティに富んだ様々なシチュエーションの中で、なんでもない日常をうまく撮っている作品がいつもより多く見られました。また、ストロボを使った作品が減ったことも特徴です。ろうそくの光だけであったり、あるいは窓から差し込む光だけで撮影するなど、以前にくらべて光が感じられる作品が多く見られて、毎年レベルは少しずつ上がっていることを感じることができました。考えて撮ろうとしている作者の意識がよく出ていたと思います。
 
沼田早苗 氏   審 査 員
沼田早苗 氏

ぬまた さなえ/大竹省二氏に師事、1978年にフリーランスとなる。「財界」「ヨミウリウィークリー」の表紙撮影、商業写真、取材撮影などを手がける。写真展には「私の写交録」「みんな・みんな・蒼き狼」「もう一人の日本人」「中央アジア・トルコの素顔に触れて」「彩菜」「アンゴラ難民とザンビアの人々」「歴史と共に生きる・ヨルダン・シリア」「アメリカ音楽紀行」などがある。福音館書店より写真絵本「ぼくのおじいちゃんの顔」を出版。
 
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腕だめしこども&赤ちゃんグランプリ
「嬉しい幡祭り」
小田島 守明(福島県郡山市) 郡山/ザ・ビッグ郡山店
寸評:子どもの表情を撮ろうとするとそれだけになりがちですが、この作品は祭りの日の子どもの嬉しい表情を主役に、右には祭りの行列、左には観客がいて、そして真後ろには秋を感じさせる実をつけた柿の木が映しだされて、子どもの嬉しい状況が背景に無駄なく取り入れられています。要素がこれだけ凝縮されているのに背景がうるさくなることなく、子供を生き生きと写し出している素晴らしい作品です。
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「ペット&動物」
総評:レベルは回を重ねるごとに確実に上がっています。ペットと共に生活している中から生まれる作品、飼い主だからこそ撮れるさりげない中にも驚きのある作品に心魅かれます。ただ、やはりコンテストに応募する作品なのですからプリントまで気を配るようにしましょう。プリントまでが作品です。大きさやプリントの質で明らかに損をしている作品がまだ多くあり、残念です。お店でプリントすることで、きっと新しい発見があるはずです。
 
増田勝正 氏   審 査 員
増田勝正 氏

ますだ かつまさ/1945年東京都出身。犬、猫、ペット専門の動物カメラマンとして30年以上従事。アイメイト(盲導犬)のボランティア活動にも参加し、自ら犬、猫の繁殖・育成にかかわっている。犬、猫のスタンダード、歴史、使役犬、生態、行動等造詣が深い。
 
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腕だめしペットグランプリ
「仲良くお昼寝」
鈴木 あかね(岐阜県恵那郡) 瑞浪/瑞浪店
寸評:ママさん、よくぞ撮りました。もはや構図どうこうではない素晴らしいシャッターチャンス。母だからこそ、家族だからこそ撮れる作品です。画面から子どもと猫の寝息が今にも聞こえてきそうです。光が作り出す陰影が平和な空気を演出します。動物と暮らすことの愛と幸せにあふれた1枚です。
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「自然」
総評:秋の美しい光景、冬の寒さにも負けない勢いのある作品の数々、今年も見応えありました。一般的に、生き物は人物と同じく目にピントがきているかどうか、風景や花は画面構成(構図やアングル)が大きな決め手です。その他に今回は、自然と人との関係が見える作品に着目してみました。そのような自然に対する「視点」も大事だと思います。人間も自然の一部としてこの世界に「一緒に生かさせて頂いている」という眼差しでカメラを覗いてみてはいかがでしょうか?
 
池本さやか 氏   審 査 員
池本さやか 氏

いけもと さやか/1993年、朝日新聞社入社写真部勤務、写真を始める。1995年、水中写真家・中村征夫氏に師事。2000年、パリの写真学校に留学。2002年以降、東京を拠点に海の中や人間の活動など幅広く撮影、テーマは「Life on Earth」。http://sayaka-ikemoto.image-i.net
 
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腕だめし自然(いきもの・草木)グランプリ
「サウスポー」
長谷川 孝(埼玉県熊谷市)埼玉/深谷店
寸評:瞬間を止めた美しさ、これぞ写真にしか出来ない技をなし得てお見事!何より動きを感じられるところが好きです。ピントも気持ち良く目にきていて良いですね。少々左側の空間が足りない感じですが、背景も余計なものがなく、被写体が浮き立つ浅めの被写界深度、全体に二色にまとまった色合い、露出、鳥のポーズ、「ほとんど完璧!」です。
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「旅」
総評:感覚的に新しい作品、新鮮なイメージの作品が増えたと強く感じました。審査の基準は、自分がそこへ行きたくなったり、あたかもそこへ行って来たかのように錯覚したり、この作者と一緒に旅をしてみたいなと思う作品を選びました。旅はひとつの思い出です。その思い出のかけらを共有できるのが旅写真の面白さ。どの程度それが感じられるかどうかで順位に差が出ました。
 
清水哲朗 氏   審 査 員
清水哲朗 氏

しみず てつろう/1975年横浜市生まれ。23歳でフリーランスに。独自の視点で自然風景からスナップ、ドキュメントまで幅広く撮影。「路上少年」で第1回名取洋之助写真賞受賞。2012年、15年間のモンゴル取材をまとめた写真集「CHANGE」を現地で上梓。2014年、日本写真協会賞新人賞受賞。個展開催多数。公益社団法人日本写真家協会会員 www.tokyokarasu.net
 
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腕だめし旅グランプリ
「旅路の果てに」
藤原 岳(茨城県つくば市)つくば/イーアスつくば店
寸評:悔しいほどに、いい旅をしていますね。旅先で見上げた夜空は日常を忘れさせ、記憶に残るもの。作者が宇宙とのコミュニケーションイメージを見事に具現化できたのは、低位置から見上げるようにカメラをセットし、星空から作者のシルエットまで綺麗に写し出したから。そのシルエットも完全ではなく、わずかに服装のトーンを出すことで見る側の想像力を巧みにかきたてています。今すぐ旅に出たくなる、旅心を誘われる作品です。
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「自由」
総評:自由部門ということで、皆さんテーマ選びでは苦労されていると思いますが、風景など他の部門に向いているような作品はやはり選ばれにくい傾向にあります。自由部門には自由部門ならではの特色があり、他のジャンルでは高い評価がもらえる作品であっても、自由部門ではかすんでしまうことがあります。コンテストですから、自由部門ならではの、アイデアに一捻りあったり、個性的な工夫があったり、また身近なところでの意外な発見を大切に、作品作りに取り組んでいただきたいと思います。
 
川合麻紀   審 査 員
川合麻紀 氏

かわい まき/横浜生まれ。彩り写真家。独特の色表現と爽やかでやわらかい描写を得意とし、「The colors of nature」をテーマに花風景や、アフリカ、セイシェル等の自然や動物の撮影取材を行っている。雑貨、子供、ペットフォトなどオールマイティー。写真展多数。TV出演、写真教室、写真雑誌執筆等、わかりやすい写真指導でも人気。(社)日本写真家協会会員。
http://kawaiphoto.cocolog-nifty.com/blog/
 
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腕だめし自由グランプリ
「道飾り」
瀬戸優子(北海道札幌市)札幌/元町店
寸評:スマホで撮る機会が増えてくることで、被写体に「寄って撮る」ことが普通になってきました。この作品は一眼レフで撮影されていますが、広角レンズでギリギリまで寄って撮ったもので、背景を適度にぼかし、木漏れ日を取り入れ、色彩豊かに仕上がっています。実際に目で見たら、こんなにキレイに見える場所ではないのかもしれません。写真ならではのテクニックで、目で見たものとはちょっと違う世界をうまく表現した作品です。
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