いま大注目の「ウェアラブル端末」とは？

2014.02.11 UP

スマートフォンと連携させることで、さまざまな情報を入手できる「ウェアラブル端末」。
その名の通り、身につけられる情報端末で、腕時計型やメガネ型が開発されています。
今回は、そんなSF映画のような最新情報端末を紹介します。

※掲載されている製品情報は、2013年02月11日現在の情報になります。
※スペック情報・価格は万全な保障を致しかねます。詳細については、各メーカーにお問い合わせください。

Xperia™をより便利に使えるリストバンド「SmartWatch 2」

ソニーのスマートフォン「Xperia™」と接続して使える腕時計型端末「SmartWatsh 2」（14,800円（税込））。

スマートフォンがバッグやポケットに入っていても、この腕時計型端末SmartWatch 2を着けていればメールやSNSの新着通知を確認したり、電話着信時の応答・拒否などの処理を行ったりできます。控えめなバイブレーションで知らせてくれるので、周りの人に迷惑をかけることもありません。
カメラやミュージックプレイヤーの操作アプリや天気予報など、Google playからSmartWatch 2に対応したアプリをダウンロードできるので、普段使う機能に特化するようにカスタマイズするのもいいでしょう。

Xperia™と接続していなくても時計として使えます。

IPX7相当の防水性能、IP5X相当の防塵性能を備えているので、雨の日や風が強い日でも問題なく使えます。

スマホ自体に触らなくても通知を確認できるから、カバンに入れていて電話やメールに気付かなかった…ということはなくなりそうですよね。いつかは、まさにSF映画のような腕時計型スマホが登場する日が来るかもしれませんね。

フットウェアに装着しフィジカル能力を測るアディダス「マイ・コーチスピードセル」

アディダスからは、フットウェアに装着することで、運動中の体の動きを計測してくれる「アディダスマイ・コーチスピードセル」（iPhone3～4s・iPod1～2版／8,295円（税込））が展開されている。

サッカーやバスケットボール、テニス、ランニングなど、走るスポーツに対応しており、ゲーム中の総走行距離や総パフォーマンス時間、最高スピード、時間別距離などが測れます。
そのデータは、ワイヤレスでiPhoneに送信可能。データの管理は専用の無料アプリでできるので、自分の動き方をチェックしてみるとおもしろいでしょう。

運動中の走行距離などは、自分では測れないものです。だから、走っている最中に計測してくれるのは助かりますよね。難しい操作もなく、スニーカーに入れるだけなので、機会が苦手な人にもオススメです。

開発中のメガネ型端末ドコモ「インテリジェントグラス」

ドコモでは、メガネ型のウェアラブル端末「インテリジェントグラス」とクラウド機能を組み合わせて新しいユーザー体験を実現する研究を進めています。

現在、研究されている機能は4つ。
インテリジェントグラスをかけた状態で目の前にある実際のノートなどをタッチすると、そのノート上にアイコンが表れ、キーボードやディスプレイとして操作できる「なんでもインターフェース」。他人から見ると何も書いていないノートをなでているように見えますが、実際はタブレットの画面になっているというわけです。
視界がそのままユーザーインターフェースになる「空間インターフェース」では、インテリジェントグラスの視界のなかでのみ存在する仮想空間が生まれ、そのなかのものを現実のものと同じように操れるようになります。例えば、グラス越しに見た空間にキャラクターが現れ、触ったり操作できたりするのです。

ほかにも、顔認証によって、対面している人の登録情報をクラウドから取得してグラスに表示したり、文字認識によってグラス越しに見ている外国語のメニューや路線図などをクラウドで日本語に翻訳し、その結果を表示したりできる「見るだけインフォ」や、グラスをかけたままで大画面映像を見られる「手ぶらでムービー」などの機能も。

あとがき

今回は、「ウェアラブル端末」を紹介しました。
機能を知るだけでも、ワクワクしてきませんか？　過去に夢見ていたことが続々と現実となっていけば、ますます生活は便利になりそうですよね。
「インテリジェントグラス」のように開発中のものもあるので、今後の展開が気になるところです。
近い将来を楽しみに待つとしましょう♪