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「おいしそう!」と言わせる“シズル感”のある料理写真を撮ろう!

2014.07.01 UP

7月号料理写真の撮り方をプロのカメラマン監修のもとレクチャーします。

スマホで料理写真を撮ることは多いと思いますが、“おいしそう”に撮るとなると、なかなか難しいですよね。
そこで今回は、少しの工夫で雑誌やテレビ、広告などで使われる「シズル感」(食欲を刺激する感覚)を実現できる、匠の技をプロカメラマンに教えてもらいます。

お手製レフ板で「光」を反射して明るさをプラス

料理写真の基本は「光」です。
しかし、テーブルの位置によってはうまく光が当たらない場合も。
そんなときは、真っ白な紙やスチレンボードなどを用意し、レフ板(被写体に光を反射させる板)として使いましょう。使う紙は、厚めのものだと自立するのでオススメですよ。

まず、逆光になるポジションでカメラを構えます。
そして、レフ板代わりの紙を料理の手前に置き、向かってくる光を反射させて、手前側からも料理に光が当たるように調節します。
すると、逆光のままでは暗くなってしまう写真が、フワッとした光に包まれた明るい写真に変化するのです。
また、逆光で撮ることで全体に透明感が生まれ、素材の質感が出やすくなります。

光を足すことによって、魅力的でおいしそうな写真に変化させられるんですね。

  • レフ板を使わずに撮った場合。晴れの日の窓際で撮ったのですが、暗くなってしまいました。あまりおいしそうには見えませんね
  • レフ板を使って撮った場合。光を反射させただけで、これほどの違いが生まれます。野菜のみずみずしさも感じられます

メインディッシュは「切って」シズル感を出す

ハンバーグやグリル、コロッケなどのメインディッシュを“完成した形”で写真に収める方も多いと思います。
しかし雑誌などを見ると、半分に切られたりして、肉汁がジュワッと出ている写真が載っていますよね。
完成した形よりも、切って断面を見せるほうが、おいしそうに見えやすいのです。

しかし、半分に切って肉汁が出てくる瞬間を撮るのはなかなか難しいもの。
そこで、初心者向けの断面写真の撮り方を紹介しましょう。
まず料理を切ったら、切った部分をフォークに刺します。そしてその断面をカメラに近づけ、バックに料理全体が写るように撮るのです。
右の写真のように、断面にフォーカスを当てるとグッとおいしそうに見えますよ。

料理を切るときは、盛り付けがあまり崩れないように注意してくださいね。

  • 普通に撮ってもいいのですが、あまり感動はありません
  • 断面を見せることで、どんな料理かがわかりやすくなります。断面をレンズに近づけるほど、奥の料理がボヤけるので、しゃれた雰囲気も生まれます

ビールは「白いテーブル」の上で撮るべし!

ビールがおいしい季節ですね。ビヤガーデンなどで写真を撮ることもあるでしょう。
そこで注意したいのが、ビールを置くテーブル。

木の素材感を生かした茶色いテーブルは、実はNG。
一見おしゃれに撮れそうですが、テーブルの茶色とビールの色が重なってつぶれてしまい、ビールの色がキレイに出ないのです。

ビールを撮るときに最適なのは、白いテーブル。
背景が白であれば、ビールの黄色が鮮やかに撮影できますよ。
白いテーブルがない場合は、白いクロスなどをテーブルに敷けばOK。ひと手間加えるだけで、写真のクオリティがぐっとアップします。

  • 茶色いテーブルで撮った場合。ビールの黄色がつぶれてしまい、おいしそうに感じられません
  • 白いテーブルで撮った場合。ビールの黄色が鮮やかです。ビール以外の飲み物にも応用できます

撮影を終えて・・・

今回はおいしそうに見える料理の撮影方法を紹介しました。

レフ板を入れる、料理を切る、背景の色を気にするなど、ほんのちょっと手間を加えるだけで、料理写真の仕上がりは変わってきます。
今回紹介した3つのポイントは、いろいろな料理やドリンクに応用できる方法なので、試してみてくださいね。

最後に1つだけ。
最初にも書いていますが、料理写真は「逆光」で撮ったほうがおいしそうに見えるので常に意識しましょう!

<監修カメラマン> 片桐圭さん

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