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メニュースマホ
メニュースマホグランプリ
メニュースマホ入賞
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365日フォトコンテスト2013 春夏
トップ腕自慢コース
「風景」
総評:全体的なレベルは確実に上がっています。様々なアイデアや工夫をこらした、こういう瞬間はあまり見たことがない、というような新鮮な作品が印象に残りました。この瞬間、この時しかないシーンを上手くとらえた作者の手応えは、審査する側へもダイレクトに伝わってきます。今回は特に、まだどこにも紹介されていない、作者が見つけたであろう思い入れのある特別な撮影スポットにこだわって、苦労して粘って絶好のチャンスをとらえた作品が多かったように思います。今後がますます楽しみになりました。
 
竹内敏信   審 査 員
竹内敏信 氏

たけうち としのぶ/1943年愛知県生まれ。名城大学理工学部卒。愛知県庁勤務の後、フリーとなる。主として35ミリ一眼レフカメラを駆使し、鋭敏な感覚と的確なテクニックで自然の映像化に挑戦しつづける。風景写真の第一人者として最も人気が高く、多くの写真コンテストの審査委員を務める。写真展、講演会など多数。アマチュアの指導にも力を入れている。主な写真集に「花祭」(誠文堂新光社)、「天地聲聞」「天地」(出版芸術社)、「天地風韻」(日本芸術社)、「水の変幻」(文一総合出版)、「芭蕉百吟」「燦(きらめき)」(春陽堂書店)、「雪月花」(トーキョーセブン)、「櫻」「山櫻」「櫻暦」(出版芸術社)、「欧羅巴」(小学館)、「花風景」(日本カメラ社)、CD-ROMに「雪月花」(トーキョーセブン)、「風景遺産」(シンフォレスト)などがある。日本写真芸術専門学校副校長 東京工芸大学講師 現代写真研究所講師。NPO法人フォトカルチャー倶楽部顧問。
 
     
 
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「満開のお花畑」
柴田寛之 (大阪府吹田市) 吹田/イオン南千里店
寸評:琵琶湖の花火大会を狙った作品ですが、じっくり時間をかけて、前々から計画を立てていたのではないでしょうか。普通は思いつかないような高い場所から撮影されています。そしてたくさんの花火が咲いている瞬間を逃さずとらえています。画面いっぱいに豪華に花火が並んでいて、その光が湖に映り込んでいるという、なんとも美しい作品です。また、クリスタルプリントにすることで、より黒が引き締まって花火の閃光が際立っていました。
 
     
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「人」
総評:キャリアを積んでいることを感じさせる優れた作品が集まったと思います。静かな作品ながらパワーを感じさせるもの、動きのある中で、この1秒先でも後でもないという瞬間をとらえた作品など、見応えがありました。たとえば夏ということで“祭り”という分野は撮る人も多いのですが、家族が集まるという側面もあり、自分の身近にいる人を被写体としてとらえていくというのも、ひとつのポイントだと思います。人が見ていないところを見つけたり、人が行動していない時間に行動するなど、オリジナリティを活かした作品というのは、上位に上がってきます。これからも新しい境地にトライしてもらいたいと思います。
 
織作峰子   審 査 員
織作峰子 氏

おりさく みねこ/石川県生まれ。1981年度ミスユニバース日本代表に選ばれ、ニューヨーク大会に出場。ミスユニバース任期中に写真家・大竹省二と出会い、1982年大竹省二写真スタジオに入る。1985・1986全国二科展入選。1987年独立。女性の優しい視線で世界各国の美しい風景や人物の瞬間を撮り続けている。日本全国や世界各地で写真展を多数開催する傍ら、テレビや講演に幅広く活躍中。大阪芸術大学教授。
 
     
 
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「虹と遊ぶ」
水上裕康(東京都港区) 一般応募
寸評:虹があり、きれいな雲があり、水しぶきのある中で、こどもが目をつぶって水に飛び込んでいるシーンを高速シャッターによっていきいきと写しています。一発写真に見えて実は色々なドラマを被写体以外にも感じるような、計算されたストーリーがあります。自然な瞬間をカメラという機械だからこそとらえることができた作品だと思います。
 
     
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「自由」
総評:前回とはまた傾向の違う作品が集まり、感動がありました。審査をしていて感じたことですが、やはりプリントにまで気を配った作品は上位に上がってくるということです。色の表現力にしても、特に黒の締まりが違うということを理解して応募された作品は強いです。ご自分の作品の仕上がりを見直す時期ではないでしょうか。お店プリントは安くなってきていますし、作品を残すという意味でも、変色しにくいお店プリントを使うことは大切だと思います。
 
丹地敏明   審 査 員
丹地敏明 氏

たんじ としあき/1936年広島県福山市生まれ。出版社の写真部勤務を経て、1963年フリーランスとなる。風景写真を中心に、民家、伝統工芸、職人、刀剣などへの関心も高く、撮影対象は多岐にわたっている。活動も、国内の出版物や展覧会ばかりでなく、中国、オーストラリアでの写真展は話題を呼んだ。後進の指導にも熱心で、撮影会に写真教室にと、日本中を駆け回っている。ビデオアドバイスによる通信講座、フォトパラダイスアカデミーを主宰。主要著書および共著には『丹地敏明写真集 沖縄』(主婦と生活社)、『日本の民家』(山と渓谷社)、『美しい日本の旅』(学習研究社)、『日本の伝統工芸』(ぎょうせい)、『森の水音をきく』(世界文化社)、『変幻譜・The Microcosm of Freeze』(芸文社)、写真集+CD-EXTRA『水の調べ・An Enchanting Melody of Water』(DDN)、「美しい日本・四季の名景」(日本写真企画)、など多数。NPO法人フォトカルチャー倶楽部顧問。 丹地敏明公式サイト http://www.toshi-tanji.com
 
     
 
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「胞子が降る」
石井 稔 (群馬県桐生市) 足利/南店
寸評:おそらく夜だと思うのですが、黒い背景の中でキノコから胞子が飛び出す瞬間をとらえた作品です。きっと毎日毎日観察を続けながら、何枚もシャッターを切った中で一番の作品なんだという、作者の想いを強く感じます。胞子がメインに写るように、そしてキノコの形が崩れないよう計算してライティングしています。左側のキノコは胞子を飛ばしていませんが、もう胞子が飛んでいったあとなのかな、そんな想像をさせるような部分があるのもポイントです。
 
     
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