総評:今回は山岳、野鳥、昆虫といったジャンルの応募の多さに驚きました。大きな一眼レフよりも、身近になってきたスマホで軽いフットワークで撮るというスタイルが増えているんだなと思いました。カメラの性能が上がり、以前は難しかった場面も、条件が揃うと撮れるようになってきたのでしょう。特に野鳥は機材にお金がかかるジャンルでしたが、近くに寄ってきた面白い鳥を気軽に撮ったような作品もあり、シャッターチャンスに強いカメラとして、スマホの撮影領域が広がってきたことを感じます。 |
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審 査 員
奈良 巧 氏 |
なら たくみ/1958年秋田県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、小学館勤務。女性セブン、GORO、TOUCH、SAPIO、週刊ポスト、DIME、サライなどを経て50歳で早期退社。編集部時代に篠山紀信氏、竹内敏信氏、田沼武能氏、石川梵氏、赤城耕一氏などを担当。現在は雑誌記者、カメラマン、編集者。季刊「フォトコンライフ」に「奈良巧カメラ」連載中。 |
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