今さん作品
モエレ沼/ガラスのピラミッド「HIDAMARI」
 

今さん作品
モエレ沼/海の噴水



 
 
取材中、モエレ沼/海の噴水を見に来ていた地元の女性たちに気軽に声をかけてモデル役をお願いする今さん。風景と人物を融合させる作品作りのポイントは、このようなコミュニケーション力が大きいようです。


モエレ沼公園

 札幌市内の北東部にあるモエレ沼公園は、1982年(昭和57年)から公園造成を開始。1988年(昭和63年)には、彫刻家イサム・ノグチが計画に参画して基本設計が策定されました。ノグチによる、「公園をひとつの彫刻」とするダイナミックな構想により造成が進められ、 2005年(平成17年)7月1日にグランドオープンしました。
 園内にはイサム・ノグチがデザインした120基以上の遊具のある7ヶ所の遊具エリアや、石狩平野を囲む山脈を一望できる、高さ50mのモエレ山や30mのプレイマウンテンがあります。スポーツ施設も充実していて、一年を通して遊びを満喫できる公園です。

※アイヌ語の「モイレペツ」(意:静かな水面・ゆったりと流れる)を由来とした地名「モエレ沼」から公園名がつけられています。

 



 
今さんが本格的に写真を学ばれたのは6年前。北海道新聞が主催している“道新文化センター”で週2回行なわれている写真講座に通われてからです。結婚されるまでは風景写真を中心に撮影されていましたが、結婚してお子さんが産まれてからは、しばらく写真はお休み。やがて子育てが一段落したのを機に、再び写真を始められました。被写体は、お花〜風景〜スナップへと変化していき、「スナップ写真を撮り始めるようになってからコンテストへ応募するようになりました」とおっしゃる今さん。
 キタムラグループのフォトコンテストにも応募していましたが、最初の2年間は落選の連続だったそうです。そんな今さんですが“四季のフォトコンテスト2005・冬”で入選したのをきっかけに、たびたび入賞するようになりました。


四季のフォトコンテスト2005・冬/腕だめし部門:こども&赤ちゃん「入選」受賞作

 今さんの目標は『スナップ写真をさらに追求』することだそうです。「風景だけの写真ではなく、そこに人間を絡ませることで味わい深い写真にしていきたい」。さらに近さんには大きな夢があります。「キタムラグループのフォトコンテストで、グランプリになることが夢であり目標です」と熱く語られました。

 



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