島本さん作品
【北脇の蓮田】「ペア飛行」2001年・日本フォトコン・レッツネイチャー・7月号:銀賞
小さな蓮田だが、花も葉もきれいなので夜明けの低い光で狙う。
 
島本さん作品
「緑光」2003年・三田市観光フォトコンテスト(入選)
島本さん作品
「花に魅せられて」2000年・関西ネイチャー(半切入賞)

島本さん作品
「栄枯」2003年・日本フォトコンテスト・レッツネイチャー7月号(銀賞)


【勝尾寺園地】

 明治の森箕面国定公園の中、西国札所の勝尾寺の東隣に広がる園地です。丸太を組み合わせて出来た音楽堂や芝生の広場、森の中の遊歩道が整備されていて、秋の紅葉はもちろんのこと四季折々の草花が咲き乱れる自然を満喫できます。
 また、園内の森には全国の都道府県より寄贈された「都道府県の木」が植えられています。


【箕面渓谷】

 大阪のベッドタウンとして住宅開発が進み、人口が急増している箕面市北部にあり、標高約100mから600mの山地に広がる風光明媚な自然公園。
 明治100年を記念して国定公園に指定。「天下の名瀑」として知られる箕面の滝から森林を縫うような渓谷となっていて、一帯には980種もの植物や3,000種を超える昆虫が生息します。大阪府では貴重な自然の森であるとともに、東海自然歩道の西の起点でもあります。幅5m、落差33mもある壮大な箕面の滝は周囲にとどろく轟音が神秘的で、神々しい雰囲気さえ漂わせています。
 春は桜、冬は樹氷や氷柱がこの風景に彩りを添え、四季折々の風情が楽しめます。特に秋の紅葉の美しさは有名。
 また、箕面山は古くからの山岳仏教の聖地であっただけに、役行者が開いたという修験道の根本道場、瀧安寺(箕面寺)などの古刹もあり、自然観察や文化財探訪、ハイキングなど年間を通じて訪れる人が絶えません。

 

 今回ご登場いただいた島本さんは、長年にわたり広告・販促デザインの世界でお仕事をされてきました。ディレクターとして、数多くの商業写真の撮影にも立ち会われていたそうです。
それまでもスナップ程度の写真は撮られていましたが、定年後も楽しめる趣味をいろいろと考えた時に、仕事にも役立つ写真を本格的に撮っていくことを決意されました。
 写真雑誌などを読み込み独学で写真を勉強。やがて数々のフォトコンテストに応募 また、島本さんは撮影データや撮影地に関するデータをパソコンに入力し独自の整理方法を確立。そこには撮影当日の天候や使用したフィルターの種類など詳細なデータまで記載されています。
 長年勤めた企画制作プロダクションを退職された現在でも、クリエイティブな気持ちを持ち続けることをご自分の信念として、オリジナリティのある写真表現を追求しています。「人と同じことをするのは嫌いな性質なんです。自分だけの世界を作り上げたい」と島本さんは力強くおっしゃっていました。

過去の撮影データや独自にまとめた撮影地データはすべてパソコンに入力して保存。さらにプリントしたものをバインダーに閉じて整理されています。

 


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