【唐沢山自然公園】紅葉のシーズンには、多くの写真家が訪れます。昔の山城の名残りなども見ることができます。

佐藤さん作品
【太平山】春の桜とは違い初夏のあじさいは、青紫の花びらと緑の葉の調和が美しさを奏でています。

【唐沢山自然公園】

 足利市の隣の佐野市中心部より、少し北に行ったところにある標高240mの唐沢山。昔の山城跡が残り、眺望は関八州随一と賞賛されています。
 天気がいい時には、東京のビル群まで見渡せます。春の山桜とつつじ、秋の真っ赤なもみじは見事です。

【太平山】

 栃木市西南部の丘陵地帯にある、標高345mの大平山。約4,000本の桜が開花すると、山全体が薄紅色に染まります。
 また、6月中旬頃が見頃のあじさいは、長い石段の両脇に沿って咲き、雨上がりの後などは特に見ごたえがあります。

【三毳山(みかもやま)】

 東北自動車道・佐野藤岡インターチェンジから、下りてすぐのところにある三毳山。
 山容が美しいことで万葉の昔から歌に詠まれています。昭和50年代の後半、北斜面に約1.5
haの規模でカタクリが群生していることが確認され、昭和62年には佐野市の天然記念物に指定。「万葉自然公園カタクリの里」として多くの方が訪れるようになりました。
 通常は3月下旬から4月上旬に開花します。夕方になるにつれて花が閉じていくので、撮影は午前中が望ましいです。
 さらに、カタクリの花は咲き始めの濃い紅紫色から、日ごとに白くなっていきます。濃い紅紫色の開花は2・3日しかなく、撮影条件はきびしいものです。

佐藤さん作品
【三毳山(みかもやま)】カタクリの花が咲く春には写真家はもちろん、その可憐な美しさをひと目見ようと、たくさんの観光客で賑わいます。
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