特集 よさこい祭り
人とは少しでも違う写真を撮る。
その工夫を常に忘れないでほしい。

おおやま けんいちろう
1939年熊本県生まれ。1972年G・T・Sun等を経てフリーランスに。1977年より《大山謙一郎凝視展》のタイトルで写真展を続け、1998年現在で22回を数える。写真集に『光の中の少女』『MA FILLE』『潮風と少女』『少女から小悪魔へ』『ジュメール』『炎えた女』『戯れごと』。「日本カメラ」「アサヒカメラ」コンテスト審査委員、「フォトコンテスト」審査委員、全日本写真連盟関東本部委員、日本写真家協会会員。
季節は夏。海に山に、様々な撮影プランをお持ちの方は多いのではないでしょうか。中には今年こそ素晴らしい作品をと、ひそかに狙われている方もいらっしゃるはず。今回ご紹介いたします大山謙一郎先生は、カメラのキタムラでは数々の撮影会でお世話になっていますし、写真集も多く出版され、最近では高知の「よさこい祭り」を精力的に撮り続けるなど、その活動範囲も多岐に渡っています。また、個性的な写真展を開催されていることでも高名でいらっしゃいます。

今回は大山先生の祭りや夏の写真を皆さんにご紹介するとともに、写真集では拝見することのできない、先生のユニークな写真展のお話をうかがい、そのオリジナリティあふれる作品制作の秘密を少しだけ教えていただきました。

あるいは皆さんも先生の楽しいお話のうちに、今までとはまったく異なる作品のアイデアをつかむことができるかもしれません。そして皆さんのフォトライフを少しでも豊かな、実り多いものにしていただければ…。それがカメラのキタムラの願いです。

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