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メニュースマホ
メニュースマホグランプリ
メニュースマホ入賞
365日フォトコンテスト2014 春夏
トップ腕自慢コース
「風景」
総評:これまで見たことのない被写体、センスを持った作品が多く、とても楽しい審査でした。入賞作品は新鮮な被写体の選び方や独自のフレーミングが感じられる、いろいろ考えながら取り組んだであろう作品を中心に選ばせていただきました。今後気をつけていただきたいのが、上位入賞作品を見てもらえばわかるのですが、コンテストにおいてはプリントの美しさも重要なポイントだということです。自分でプリントしたものは作品の質にバラつきが多く残念でした。風景というのは自然そのものです。自己流に解釈して変化を付けるのではなく、自然をいかにありのままに表現するかというのが大事なことだと思います。
 
吉野 信 氏   審 査 員
吉野 信 氏

よしの しん/1943年生まれ。桑沢デザイン研究所リヴィングデザイン科卒業。1972年フリーの動物・自然写真家として独立。それ以後、日本国内にとどまらず、アフリカ、アラスカ、インド、ロッキーの野生と自然を求めて、その成果を多くの写真集や個展で発表。主な写真集に、「野生のバラード」(月刊さつき研究社)、「アラスカの詩」(日本カメラ社)、「THE ROCKY MOUNTAINSーロッキーの野生」(平凡社)、「TIGER ODYSSEY」(美術出版社)、「吉野信自然美術館 全5巻」(六耀社)、「野生のカメラ」(光人社)など多数。日本写真家協会会員、日本写真協会会員。
※事情により、事前に告知していた竹内敏信氏から吉野信氏に変更になりました。
 
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腕自慢風景グランプリ
「雷光迫る」
伊藤憲男 (愛知県丹羽郡) 江南/赤童子店
寸評:雷というものは、いつどこに出るかわからないものです。この作品はそれを意識しながらも、実にうまくフレーミングしています。夜の道路と街並み、山並み、その向こうに四つの筋の雷が上から下へ流れている。周囲の状況と雷を的確にとらえ、タイミングを待って撮ったものが作品としてきちんとまとまっている。雷という千載一遇のチャンスをものにしたのみならず、画面全体をまとめあげる視点の素晴らしさが光った作品だと思います。
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「人」
総評:自分に身近な人を被写体として選ぶことにより、適度な緊張感と和らぎの中での表情をうまくとらえている作品が多かったと思います。また、デジタルカメラの軽量化により、波乗りする花嫁の姿など、アナログ時代には考えられないような撮影チャンスも得られるようになりました。さらに暗い中でも粒子が荒れることなくしっかりと美しく描写したものなど、向上したカメラの性能をうまく使いこなした作品が増えていることを、今回の審査では強く感じました。
 
織作峰子 氏   審 査 員
織作峰子 氏

おりさく みねこ/石川県生まれ。1981年度ミスユニバース日本代表に選ばれ、ニューヨーク大会に出場。ミスユニバース任期中に写真家・大竹省二と出会い、1982年大竹省二写真スタジオに入る。1985・1986全国二科展入選。1987年独立。女性の優しい視線で世界各国の美しい風景や人物の瞬間を撮り続けている。日本全国や世界各地で写真展を多数開催する傍ら、テレビや講演に幅広く活躍中。大阪芸術大学教授。日本広告写真家協会理事。
 
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腕自慢 人グランプリ
「婆ちゃんの笑顔」
北川隆司(岡山県総社市) 総社/総社店
寸評:飾り気のないシチュエーションの中、自然な表情で笑う被写体の姿を実に素直にとらえたところが好印象です。撮影者と被写体の意志の疎通がうまくいき、なおかつ良い表情を引き出せたのは、やはり撮影者のセンスや技術、心構えがしっかりしているからこそではないでしょうか。背景がいい具合にダークトーンに落ちてくれたことで、被写体が手前にぐっと浮き上がるような色の階調を得られたと思います。写真の原点や基本を守り、作為なく撮っている魅力が作品からあふれ出ています。また、プリントも大変きれいです。
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「自由」
総評:自由という部門では、もっとテーマを幅広く解釈してほしいと思います。皆さん技術はすごく高いもレベルにあるのですから、もっと自由奔放に写真を楽しんで、新鮮な感性で新しいものをどんどん作り出してほしい。自分なりの新しい発見を記録に残すつもりで表現してほしいと思います。それと、お店プリントと自家プリントとでは全く質が違います。お店の銀塩プリントによる、きれいに“黒”のしまった作品で応募しましょう。作品の最終仕上げは「見せる写真」であること。きれいに見せたいと思う気持ちが作品作りの上では実はとても大切なことなのです。
 
丹地敏明 氏   審 査 員
丹地敏明 氏

たんじ としあき/1936年広島県福山市生まれ。出版社の写真部勤務を経て、1963年フリーランスとなる。風景写真を中心に、民家、伝統工芸、職人、刀剣などへの関心も高く、撮影対象は多岐にわたっている。活動も、国内の出版物や展覧会ばかりでなく、中国、オーストラリアでの写真展は話題を呼んだ。後進の指導にも熱心で、撮影会に写真教室にと、日本中を駆け回っている。ビデオアドバイスによる通信講座、フォトパラダイスアカデミーを主宰。主要著書および共著には『丹地敏明写真集 沖縄』(主婦と生活社)、『日本の民家』(山と渓谷社)、『美しい日本の旅』(学習研究社)、『日本の伝統工芸』(ぎょうせい)、『森の水音をきく』(世界文化社)、『変幻譜・The Microcosm of Freeze』(芸文社)、写真集+CD-EXTRA『水の調べ・An Enchanting Melody of Water』(DDN)、「美しい日本・四季の名景」(日本写真企画)、など多数。NPO法人フォトカルチャー倶楽部顧問。 丹地敏明公式サイト http://www.toshi-tanji.com
 
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腕自慢自由グランプリ
「ライフライン」
野本篤史 (愛知県刈谷市) 知立/知立店
寸評:日常の中で皆が見過ごしている情景を、美しい色と構図でとらえた素晴らしい作品です。「ライフライン」というタイトルもいいですね。背景の美しい色が、シルエットになっている高圧線の幾何学的な模様を、うまく画面に配置してシンボリックに浮き立たせています。あえてこの時間、この空の色を選ぶことで、「これから夜になってライフラインのおかげで灯りがともる」というドラマチックな要素まで加えている。見る者の想像をかきたててくれる、とても新鮮で楽しい作品です。
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