ここでは「デジカメきほん撮影塾」や「デジタルフォト三昧」をご覧になった方からお寄せいただいた写真を、フォト美の日記につづってご紹介しています。※写真はクリックすると大きくなります

「ホワイトバランス」
Tada さんより
白無垢の花嫁を逆光で撮ったのですが、フィルム写真でいうラチチュードが狭いのか、白がとんでしまった部分ができました。

幸せそうなお二人が美しく撮れていますね。写真のホワイトバランスも、なかなか良好だと思います。ただ、天気の良い日に直射日光のもとで撮影すると、やはり白とびしやすくなりますよね。おっしゃるように、デジタルカメラのCCDはフィルムに比べてラチチュード(最も暗い部分から最も明るい部分までのトーン(階調)幅のこと)が狭いのです。白くとんでしまった部分や黒くつぶれた部分は、あとでレタッチしても復元できませんので、明暗差の激しい場所での撮影には注意が必要です。
勝手ながら、ハイライトによるフォト絵流レタッチで、ホワイトバランスを補正してみたのが以下の画像です。いただいた写真と比較すると、少しだけ色合いが変化して温か味が増しました。
また、写真全体を明るめに補正して、白くとんだ部分を気にさせない方法もありますよ。


とじる