【その5】 フォトコンテストへの必勝ツールとは?
こうして頑張って撮影した力作は、できるだけ美しく感動的に仕上げてフォトコンテストに応募したいもの。最近では、インターネット上で開催されているデジタルフォトコンテストのように、デジタルデータで応募が可能なコンテストもありますが、ほとんどのフォトコンテストでは、プリント写真での応募が必須。そこで、デジタルカメラで撮影した応募作品は、ホームプリント(家庭用プリンタで出力すること)ではなく、写真屋さんできちんと紙焼きにしたものを使用しましょう。見栄えや第一印象を侮ってはなりませんよ。
【デジタル写真の紙焼きについて】
フォトコンテスト応募用に紙焼きする場合は、なるべく300万画素以上のデジタルカメラで、最高画質モード(スーパーファイン/ファインなど)に設定して撮影した画像を使用しましょう(ノーマルやエコノミーといった低解像度モードで撮影した場合、十分な解像度が得られず美しくプリントできない場合があります)。
また、パソコンのフォトレタッチソフト上でトリミング(必要な範囲のみ残し周囲をカットすること)を行う必要がある場合、とくに上記の内容は必須です。なお、解像度は300dpi以上が目安です。
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ネットデジカメプリント・・・デジカメ画像に最適な色調整を行います(サイズは、DSC、DSCW L、2L)
ネットパソコンプリント・・・パソコン等で作成した画像をそのままプリントします(サイズは、L、2L、HV、P、A5、A4) 

また、インターネットが普及したこのご時世、ネットならではのフォトコンテスト必勝法があります。それは、作品を応募する前に、添削してもらっちゃうというもの。たとえば、撮影した写真の中から、どれを使おうかと迷ったとき、自分ではこれがベストだと思っていても、見る人が見れば、もう一方の作品の方が歩があるということも考えられます。もちろん、選別する目も実力のうちとして日頃から養う必要はありますが、いろいろな人の意見を参考にするのは決して悪いことではありません。最終的に自分で判断して応募すれば良いのですから。
しかし、ほとんどのフォトコンテストでは、募集要項に「未発表作品であること」を定めています。そのため、以下のサイトには、応募しようと思っている本命作品の投稿は避け、類似点のあるダミー作品を利用するなど、作品の扱いには気をつけたいものです。

【デジタル写真の添削/意見交換サイト】
インターネットでは、次のような写真添削サイトや意見交換できるサイトがあります。それぞれのサイトに作品(写真画像)を投稿すれば、添削してくれたり、アクセスした第三者が作品を見た感想や意見を自由に寄せてくれるというもの。また、過去に投稿された作品の添削内容を読むだけでも、十分参考になるはず。ぜひ、一度のぞいて利用してみてはいかが?
→キタムラ・フォトコンライフ 【ご感想は?よってたかって上達講座】
→コダック写真趣味 【甘辛写真塾】
→フォトコンテストにおけるデジタル写真の考え方
ところで、最近 カメラのキタムラWebサイトでは、とっても便利な新コンテンツがスタートしました。それは、フォトコン・カレンダー。ここにアクセスして検索すれば、あなたにぴったりのフォトコンテストをピックアップすることができます。検索方法も、テーマ別、地域別、締め切り日別、主催者別など、いろいろあって、とっても便利。ぜひぜひ、今後も活用していきたいものですね。
こうして、一連の手続きを終え、今回 Let'sフォト美も、某フォトコンテストに応募してみました。かろうじて、入選・佳作などにひっかかるのか、それとも、世の中 そんなに甘くないのか・・・。結果発表までハラハラドキドキは続きますが、現時点での自分の実力のほどを自覚できる機会を持つのは良いことですよね。フォト美は、結果がどうであれ、フォトコンテストに応募した作品は、これを機に、高画質にプリントして自分のフォトライフの軌跡としてひとつずつ綴っていきたいと思います。
さあ、皆さんも ぜひぜひこの季節ならではの紅葉を撮って、フォトコンテストに挑戦してみましょう!

●今月の作例
紅葉

読者から寄せられたステキな作品を、作例写真としてご紹介しています

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