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2015.02.27【Vol.207】

早春の小さな花を撮ろう

アセビ

オオイヌノフグリ

福寿草

節分草

依然天候の不安定な陽は続きますが、陽もだいぶ長くなり、日中は過ごしやすい気温の日も増えてきました。この時期梅に代表されるように早春に見られる花木も徐々に咲き始めています。近所の公園などでも地面に目をやると小さな花が咲いているかも知れません。マクロレンズや望遠レンズ一本もって撮影に出かけてみましょう。

早春の花は比較的小さなものも多くマクロレンズ特に撮影距離がかせげる望遠マクロレンズ(90mm以上)があると便利です。三脚があるとブレの軽減にも繋がり安定した撮影もできるのですが、小さな被写体の場合ピント位置を探ったり、構図の決定にかえって時間がかかることもあります。一長一短ですが、手持ち撮影のほうが便利な場合もあるので適宜切り替えて撮影しましょう。三脚の場合はローポジション対応の開脚角度が大きいもの、もしくはしっかりしたテーブルトップ三脚がいいでしょう。また、可動式の液晶を持つカメラであれば寝そべることなく楽に撮影できます。

レンズは近距離で撮影倍率が高くなるわけですので、マクロの場合はグッと近づいて等倍撮影をしてみましょう。ただしピント合わせがシビアになります。ピントが最短から外れてしまったピンボケを作りやすくなるので、必ず撮影ごとに拡大チェックをします。ピント位置に迷えばまずはシベに合わしてみるといいでしょう。もちろん花びらのエッジなどあわせる場所は自由です。天候は薄曇のほうが影が出ないので撮影しやすいのですが、朝夕の光による色あいの変化を楽しむのもいいでしょう。

淡い色とマクロや望遠による背景や前ボケの柔らかい雰囲気。小さな花ならではの世界を表現してみてはいかがでしょう。

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