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種清豊のフォトコラムコラム・ギャラリー

2014.09.19【Vol.185】

ポートフォリオの話

ポートフォリオ(Portfolio)とは、一枚の紙を折らずに平らにして保管、閲覧、移動できるケースや状態をポートフォリオと呼ぶようです。写真も基本は折り曲げ厳禁の製作物ですので、ポートフォリオに入れて運んだり閲覧することがよくあります。写真家の方はそれぞれ、現在撮影中の作品や過去の作品をまとめたポートフォリオをいくつか製作し、それを持ち寄って講評会や意見交換をしたりするツールにしたりします。それが自分自身のプレゼンテーションツールになるわけです。大きな写真賞や写真展会場の選考会への提出用として製作することもよくあります。ポートフォリオをブックと呼ぶこともあります。

明確な決まりごとがあるわけではありませんが、基本的にはテーマに則って撮影された複数枚の作品群をまとめったモノがほとんどです。ブックへの写真の入れ方も、自分が見やすいのはもちろんそのブックを見た人が一番見やすく、そしてその写真を良く評価してもらうテクニックも必要になるようです。

カンタンなものであれば事務用のA4ファイルで写真が折れないのであればOKかもしれません。もっともポートフォリオ自体の価格が高い、安いということで肝心の中身の作品の良さが変わるものではないでしょう。しかし見栄えの点から言えばやはり専用のものには適いません。高いポートフォリオは写真を差し込むファイルがクリアであったりとそこに入れた作品が少しでも活きるような特徴が施されています。自分だけでなく写真を見せる相手に対してのものでもあるので、写真専用のポートフォリオに入れたほうがいいのではないかと思います。

日ごろ撮影して、プリントせずにPCに放り込んだままの写真を今一度改めてみて、同一テーマでまとめたポートフォリオを作ってみてはいかがでしょうか。


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