撮りたいものを探す!
 普段からカメラを持ち歩いていると、日常の風景でも常に注意深く観察するようになります。これは人間が元々持っていた注意力・集中力を覚醒させることにつながるようです。
 また、撮影旅行など遠くまで出かける場合は、現地までの移動手段をどうするのか?車で行くならどのルートで行って、どこで休憩するのか、宿泊はどこにするのか、名物は何があるのかなど、行く前にシミュレーションしてワクワクした気分になります。これは脳内では快楽ホルモンが次々に分泌されているからだと言われています。このようにカメラを構える前に「考える」「調べる」ことでも脳が活性化されるようです。

構図を考える!
 人間の目は目の前のものを見ているようで、実際にはよく見えていないものです。ファインダー越しに被写体を見つめ、どのようにフレーミングしたら被写体の魅力を引き出せるのか集中して考えることで、脳が刺激を受けていると思われます。
シャッターを押す!
 カメラの機種は問いませんが、できれば最新機種を使われることをおすすめします。新しいデジタルカメラにはたくさんの機能が装備されています。それぞれの機能を覚えて使いこなすことが喜びになり、自信にもつながると思います。
 それとシャッターを押す指先は、脳神経細胞とつながっています。指先を動かすことで脳の体操にもなります。
満足感が得られる!
 いい被写体に出合って思い通りの写真が撮れた時は、誰かに見てもらいたいものです。自分の感動を誰かに伝えたい。その感動を共有してもらえるなら、なお嬉しいのではないでしょうか。いい写真を撮ることで精神的充足感・満足感や高揚感が得られます。これも写真から与えられる力だと思います。
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