美しい草花は6月後半には刈り取られて牧草になる。刈り取り前の農家の家族を遠くから望遠レンズで。
■カメラ:キヤノンEOS-1DS レンズ:28-200mm 絞り:f5 シャッタースピード:1/500 撮影地:スイス


撮影機材をはじめ、
アマチュアが写真を楽しむ環境が、
こんなに揃っている国は世界中で日本だけです。
前号では“織作流フォトライフ”でご登場いただいた織作峰子先生。今回は巻頭特集でご紹介させていただきます。ご存知のように織作先生は学生時代、ミスユニバース日本代表に選ばれ、写真を撮られる立場にありました。その後、写真家を目指し“撮られる”から“撮る”側へ転身されました。海外での撮影活動も豊富な織作先生から見た、日本と海外におけるアマチュア写真家や写真文化に見られる違いなど、貴重なお話を伺いました。また、現在は大学の写真学科で教授として学生に教えるなど、後進の指導にも尽力されています。さらに数多くの写真コンテストの審査員も務められている織作先生からアマチュア写真家へのアドバイスもお聞きすることができました。
※表紙及び特集ページに掲載した写真は、すべて織作先生の作品です。
おりさく みねこ

1960年12月16日生れ。石川県出身。学生時代に陸上選手として活躍。やり投げ北信越大会入賞。1600mリレーでは全日本ジュニアオリンピック出場、北信越の記録を樹立。大学時代に友人が送った写真がきっかけとなり、1981年度ミスユニバース日本代表に選ばれ、ニューヨーク大会に出場。ミスユニバース任期中に写真家・大竹省二と出会い、82年に大竹スタジオに入門。87年独立。写真家として活動開始。87年から2年間、米国ボストンに在住。その経験から作品集「BOSTON in the time」が生まれた。 作風は、北陸の風土に育まれた感性と、女性としての視点を生かした風景への優しいまなざしを感じさせる。陸上競技で鍛えられたバイタリティとスタミナで世界中を精力的に飛び回っている。
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