【民家の桜】民家の中にある一本の桜。桜が咲く場所には、昔から人々が集まり楽しく花見をする。そんな場所である。桜は昔から人々に大切にされていて、その気持ちを受け取るかのように大きく立派になっていく。
■カメラ:ペンタックス67U レンズ:90-180mm F5.6 絞り:f22 AE +1/3EV 三脚使用 PLフィルター使用RVP50 撮影地:福島県田村市


デジタルカメラが主流になった今、
もう一度写真の価値や楽しみ方について、
考えてもらいたいのです。
フォトライフ四季では、創刊当初より写真家・竹内敏信先生にご登場いただき、これまでに数え切れないほどの作品をご紹介してきました。特に春号では56号・60号と桜の作品を中心に掲載させていただきました。今回の64号では昨年の春に撮影された最新の『櫻』を、皆さまにご覧いただきます。また、永年にわたりアマチュア写真家を指導されてきた竹内先生から、これからの写真の楽しみ方など貴重なアドバイスもお聞きすることができました。
※表紙及び特集ページに掲載した写真は、すべて竹内先生の作品です。
たけうち としのぶ

1943年愛知県生まれ。名城大学理工学部卒。愛知県庁勤務の後、フリーとなる。主として35ミリ一眼レフカメラを駆使し、鋭敏な感覚と的確なテクニックで自然の映像化に挑戦しつづける。風景写真の第一人者として最も人気が高く、多くの写真コンテストの審査委員を務める。写真展、講演会など多数。アマチュアの指導にも力を入れている。主な写真集に「花祭」(誠文堂新光社)、「天地聲聞」「天地」(出版芸術社)、「天地風韻」(日本芸術社)、「水の変幻」(文一総合出版)、「芭蕉百吟」「燦(きらめき)」(春陽堂書店)、「雪月花」(トーキョーセブン)、「櫻」「山櫻」「櫻暦」(出版芸術社)、「欧羅巴」(小学館)、「花風景」(日本カメラ社)、CD-ROMに「雪月花」(トーキョーセブン)、「風景遺産」(シンフォレスト)などがある。(社)日本写真家協会副会長。
 当サイトに掲載されている写真・テキスト等を無断で複製・転載することを禁じます。