宮田さん作品
【北浦湖岸】「夕景」
 
 

宮田さん作品
【北浦/サンブリッジ】

宮田さん作品
【鹿嶋市/富士遠望】


北浦

 茨城県潮来市と鹿嶋市に挟まれた南北約25kmの細長い霞ケ浦水系の北浦。日本で7番目に大きい淡水湖。ここは白鳥、特にコブハクチョウの越冬地として有名です。1300年前の常陸国風土記には「香島郡白鳥の里(しろとりのさと)」という記述があります。
 ほぼ湖の真ん中に架かる北浦大橋は、通称「サンブリッジ」と呼ばれ、行方市と鹿嶋市を結ぶ全長1295.8mの橋です。ライトアップされることもあり、淡水湖にかかる橋としては琵琶湖大橋に次いで全国第2位の長さを誇っています。湖上に純白の優雅な5連アーチを描いています。


鹿島灘/大野潮騒はまなす公園

 海抜77mの地にあり、360度の大パノラマが楽しめる宇宙展望塔がシンボルになっています。はまなす園には約千五百株、公園内には約千株、合計約二千五百株が植えられており、見頃となる5月〜6月は多くの花見客で賑わいます。
 公園の目の前に広がる太平洋は、日の出の撮影スポットとして賑わいを見せています。また、休日には大きな波を求めて、多くのサーファーが集まります。

 



 
今回ご登場いただいた宮田さんは、鹿嶋市に移り住んで約5年。それ以前は横浜市に30年以上住まわれていました。当初は別荘として土地を購入し、その後、鹿行に魅せられて、ついには永住の決意をされました。「それまで勤めていた神奈川県内の百貨店も思い切って退職して、妻と二人で暮らすことにしました。海あり、湖あり、山がある大自然の魅力の虜になり、やがて写真を撮るようになりました。とりわけこの地域は伝統のあるお祭りが多くありますので、それを手はじめに撮るようになったのです。ですから本格的に写真を撮るようになってまだ4年弱なんです」。
 そして、お祭りの写真を撮りはじめたことで、地元の方との交流も深まり、いまではすっかり地元民として地域にとけ込んだ生活を送られています。
 さらに、写真もさることながら評判なのが写真の額装だそうです。「家に来られた方には気に入っていただいた写真を額装し、手作りの三脚を添えて差し上げています。皆さんに喜んでいただき、私も満足しています」。
 とにかく被写体に事欠かない地域なので、お祭り以外にも挑戦していきたいとおっしゃっていました。


 
 
 

 



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