【溶岩】生きている地球を見た、という気持ちになった。この世で一番神聖な場所だ、とも思った。どろどろと地中からわき出す溶岩。1000〜1200℃ぐらいあるという。あまりの熱気で三脚が素手では持てなくなった。
■ソニーα100 レンズ:70-200mm F2.8G シャッタースピード:1/10 絞り:f10 ISO100 三脚使用 撮影地:ハワイ島
〈撮影〉三好和義


数え切れないほど訪れている
海外の楽園『ハワイ』。
雄大で豊かな大自然と
神秘的で貴重な文化を写真で表現。
リゾートアイランドとして誰もが憧れる常夏の島「ハワイ」。そのハワイに数え切れないほど訪れていらっしゃる三好和義先生にとっては“沖縄に次ぐ楽園”といわれるほどお気に入りの場所。そんなハワイをリゾート地として捉えるのではなく、まだあまり知られていないハワイの「自然」「文化」、そして「人間の営み」をテーマに撮影した写真展『楽園写真館・ハワイアンスピリッツ』が東京と京都で開催されます。また、同時に同タイトルの写真集も発売。三好先生にとってのハワイの魅力はもちろんのこと、撮影中のエピソードなどについても語っていただきました。今回の作品は全てデジタルカメラで撮影。そこで三好先生から「デジタル時代における写真の上達方法」などアマチュアの皆さんへのアドバイスもお聞きすることができました。
※表紙及び特集ページに掲載した写真は、すべて三好先生の作品です。
みよし かずよし

1958年、徳島県生まれ。1981年、東海大学文学部広報学科卒業。同年、株式会社楽園を設立。13歳の時に沖縄を訪ねて以来、タヒチ、モルディブ、南極からチベットまで世界各地で「楽園」をテーマに撮影を続けている。高校時代には銀座ニコンサロンで、当時最年少で個展を開く。27歳の時に写真集『RAKUEN』で木村伊兵衛賞を当時最年少で受賞。作品は米ジョージイーストマンハウス国際写真博物館に永久保存されている。1995年から1997年まで北マリアナ連邦経済参事官をつとめる。1999年、外務省が作品「日本の世界遺産」540点を買い上げ、国際交流基金(THE JAPAN FOUNDATION)により世界各国で巡回展が行われている。1998年から県知事任命により阿波特使として徳島の良さを伝える活動をしている。
三好和義公式サイト http://www.rakuen-co.com
 当サイトに掲載されている写真・テキスト等を無断で複製・転載することを禁じます。