いつも暮らしなれている街。
そんな日常生活の中に潜んでいる新しい発見。
新鮮な気持ちで街や景色を見た時に、
何かに触発されて火花が散る瞬間がある。

 写真家 中里和人

ふだん何気なく歩いている路地や、いつも見ている風景。あまりにも日常的過ぎて、新鮮な気持ちで感じることができない景色。そんな誰でもが見過ごしてしまっている日常の中に潜んでいる景色に、独自の視点からアプローチして写真に表現。さらにはその作品の展示を廃工場跡や長屋で行うなど、周辺環境とうまく調和させた独特の手法で表現(インスタレーション)している写真家・中里和人氏をご紹介します。
【小屋の肖像】房総は手掘りトンネルが豊富である。海に出る細いトンネルの先に、漁師小屋が現れた。
■カメラ:キヤノン ニューF-1 レンズ:FD35mm 絞り:f5.6 シャッタースピード:1/125
フィルム:プロビア100F 撮影地:千葉県勝浦


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