カメラのキタムラ
Vol.48 2004 SPRING

作品に合わせた展示方法で、
精神的な楽園の魅力を伝えたい。
 
三好和義先生は、昨年末に二つの写真展を開催されました。この写真展は、先生の撮影テーマである「楽園」を、異なる角度から切り撮って対比させた興味深いものでした。今回、二つの写真展を開催された意図や、その特徴的な作品の展示方法などについて、お話を伺いました。また、第12回目を迎えます「全国春の花フォトコンテスト」に応募される方々へのアドバイスもお聞きすることができました。ぜひ皆様の作品応募の参考にしてください。
※なお、表紙及び特集ページに掲載した写真は、すべて三好先生の作品です。
みよし かずよし
1958年、徳島県生まれ。1981年、東海大学文学部広報学科卒業。同年、株式会社楽園を設立。13歳の時に沖縄を訪ねて以来、タヒチ、モルディブ、南極からチベットまで世界各地で「楽園」をテーマに撮影を続けている。高校時代には銀座ニコンサロンで、当時最年少で個展を開く。27歳の時に写真集『RAKUEN』で木村伊兵衛賞を当時最年少で受賞。作品は米ジョージイーストマンハウス国際写真博物館に永久保存されている。1995年から1997年まで北マリアナ連邦経済参事官をつとめる。1999年、外務省が作品「日本の世界遺産」540点を買い上げ、国際交流基金(THE JAPAN FOUNDATION)により世界各国で巡回展が行われている。1998年から県知事任命により阿波特使として徳島の良さを伝える活動をしている。
〈三好和義公式サイト〉 http://www.rakuen-co.com
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