Vol.42 2002 AUTUMN
 
ネットプリントを活用してみる
(上)このカメラはちょっと普通のカメラとは違うスリムなスタイルが特徴のカメラ。しかし、カメラメーカーのカメラだけにカメラとしての機能はしっかりしている。
■カメラ:リコーキャプリオRR-1 2272×1704ピクセル  
圧縮1対8 プログラムAE  焦点距離:21.30mm
 そして、デジカメを買ったらカメラのキタムラのネットプリントを体験することが肝心だ。デジカメの写真は、インクジェットプリンターでプリントするのが常識だが、インクジェットによるプリントではきれいに印刷ができないため、写真雑誌のコンテストに応募することができないのだ。キタムラのネットプリントは普通の写真と同じ銀塩タイプのプリントだから、質も高いし、安心してコンテストに応募もできるのだ。もちろんインクジェットでも顔料系のインクを使うモノなら問題ないが、インターネットに接続できる環境さえ整えば、プリンターを購入する必要がないネットプリントのほうが便利で経済的そして高画質なのだ。サンダーも実は3年以上前からデジカメの研究を始めているが、このネットプリントを体験するまでは、デジカメはダメだと思っていた。ところが、ネットプリントを体験してみると、なかなかデジカメも写真なのだ。感動できるのだ。現時点での問題はA4サイズまでしか大きくできない(もっともっと大きくしたい!)こと、そしてTIFFで撮影してもJPEGでしかプリントできないことなどだが、この問題もネットプリントの需要が高まってくれば、時間が解決する問題だと思う。
(左)これはちょっとだけ昔のデジカメ。
昔はそれほど高性能とは思えなかったが、ネットプリントで見るとけっこういい感じだ。ともかくいいプリントを得ることがデジカメを上手く使うコツなのだ。
■カメラ:ソニーDSC-F55DX 2240×1680ピクセル 圧縮:1対6 絞り:f4 シャッタースピード:1/115秒 プログラムAE 焦点距離:6.90mm
 
(右)デジタルカメラをきちんと使いこなせるようになるには、カメラ操作もきちんと覚えなければならないが、パソコンもしっかり覚えないとならない。どんなに写真をやっていても、すぐにはデジタルカメラを使いこなすことは不可能なのだ。
■カメラ:オリンパスE-20 2560×1920ピクセル 圧縮:1対1 絞り:f3.6 シャッタースピード:1/125秒 焦点距離:21mm
 
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