撮影教室


蛇腹カメラの写真塾

ぱーと 2ティルトの巻


 目の前の花から遠方の山までピントを合わせる、いわゆるパンフォーカスする場合、カメラにより最初にピントを合わせる箇所が異なります。
A)ティルト機構がセンターでティルトする
  カメラの場合…近くに
B)ティルト機構がベース部でティルトする
   カメラの場合…遠くに
 センターでティルトを行った場合蛇腹はわずかしか伸張しませんが、ベース部のティルトでは蛇腹は大きく伸張します。
 そのために実際はかなり前ピンになってしまします。
1)センターティルトのカメラ(VH・45FA・HDなど)では始めに目の前の花にピントを合わせ、遠くの山などのピントはアオリ(ティルト)で合わせると早く遠近ともにピントが合います。
2)ベースティルト機構のカメラ(木製ウッドマン・アルカスイスFラインなど)では、最初に遠方に繰り出しでピントを合わせ、ベースティルトを行いアオリで近距離のピントを合わせます。しかし一度ではなかなかピントが来ませんから「繰り出しで山などの遠方のピントを合わせ、ベースティルトで目の前の花などに」を2〜3度繰り返す必要があります。
 撮影に行く前に室内などで充分カメラに合った方法で是非コツを身につけて下さい。



1)センターティルトのカメラ
回転させる軸がレンズの中心にあるの
で図の矢印分のみ蛇腹が伸びます。
2)ベースティルトのカメラ
回転させる軸がレンズよりも下にあるので
図の矢印分大きく蛇腹が伸びます。



資料提供:駒村商会
講師:渡辺 敬三氏

© KITAMURA Co., Ltd. All Rights Reserved.