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結婚式を撮るVol.325 2017年06月09日更新

6月は日本では梅雨の季節ですが6月の花嫁は幸せになれる、という西洋の言い伝えが日本でも知られるようになってから6月に結婚式をというカップルも多いようです。結婚式は誰にとっても人生の大きなイベントですから写真やビデオなどをたくさん撮る一日になります。大事な思い出を写真に残すためにたくさん撮っておきましょう。今回は結婚式での写真の撮り方や撮っておくとよいタイミングなどについてお話します。

とにかく花嫁さんはきれいに撮る

結婚式の主役は花嫁です。もちろん結婚する二人が主役なのですから花婿も主役なわけですが、写真を撮る場合花嫁のきれいなカットは絶対必要です。プライベートで友人の結婚式を撮るときでも花嫁さんがきれいに撮れているカットがあれば、ほぼ確実に喜ばれます。元々きれいな花嫁衣装を着てきれいにメイクしているのですから、ちょっと光や表情に気をつけて撮ればきれいな写真が撮れるはずです。作例1は綿帽子からのぞく花嫁さんの顔をアップで撮りました。何カットか撮りましたが、ちょっと下を見たときの表情が一番きれいに撮れていました。衣装が和装で綿帽子の時にはこの角度がたいていきれいに撮れるので私は必ず押さえています。表情については花嫁さんのキャラクターにもよるので一概には言えないのですが、下を見たところ(伏し目がちな感じ)を狙うとこれも大体きれいに撮れます。

作例1 綿帽子からのぞく伏し目がちな表情をアップで撮る

作例1 綿帽子からのぞく伏し目がちな表情をアップで撮る

髪形や衣装などのデザインを考えて撮る

髪形や衣装によっては左右対称なデザインではなく、見る方向によって違う形になっていることもよくあります。ドレスなども片側に大きな装飾がある場合がありますし、髪形も左右どちらかにボリュームを出すデザインになっている場合があります。作例2の花嫁さんは髪を左側にまとめてボリュームを出す髪形でした。髪を飾る花も左側につけられていたので花が見えるように左側から撮りました。逆に右側から撮ったのが作例3です。衣装についていえば胸の飾りは右胸についているのですが、この大きさで撮る時は髪形が写真の印象に大きく影響するので作例2のように髪飾りの花が見える方向から撮ったほうがいいでしょう。

作例2 花が飾られている方

作例2 花が飾られている方

作例3 花が飾られていない方

作例3 花が飾られていない方


招待客を入れて撮るときはタイミングが大事

結婚式の写真を頼まれるときによく言われるのが「友人や親せきも入っている写真がほしい」ということです。招待客である家族や親せき、友人も入るように撮る場合は楽しそうなイメージで撮るようにするのがおすすめです。披露宴のスピーチを聞いて笑っている笑顔や拍手しているところなどを撮ると雰囲気のよい写真になります。作例4は二人が入場するタイミングで撮りました。新郎新婦が入場するときはみんなが拍手で迎えてくれますから手前に親戚の席が写るところで後ろに入場のドアが入るポジションであらかじめ待っていました。このほうがただ食事しているところを撮るより披露宴の雰囲気が出ます。ほかにも乾杯の瞬間やケーキカットなどで新郎新婦の周りに人が集まったときなどもおすすめです。みんなに祝福されているイメージを写真にするように工夫してみましょう。

作例4 拍手の瞬間をねらう

作例4 拍手の瞬間をねらう


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