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水遊びのスナップを撮るVol.275 2016年06月24日更新

毎朝お弁当を作りながら聞き流していた天気予報の「今日の最高気温」が気になる季節になってきました。夏が近づき、子供たちにとっては水遊びが楽しい季節です。思えば子供の成長とともに水遊びの仕方も変わってきて、子供たちが小さかった頃は庭のビニールプールだったのがちょっと大きくなって公園の池になり、小学校に上がってからは近所の市営プールに変わっていきました。今回は公園の池で撮った作例で水遊びのスナップを撮るときのコツを紹介します。

高速シャッターで水をシャープに写す

公園の人工池などはたいてい子供の水遊びを想定して作られているので深さも浅く、安心して遊べる水遊びポイントです。水遊びのスナップを撮るときは子供と一緒に水しぶき等が写っていると水遊びの気持ちよさそうなイメージが伝わります。水をシャープに写すためには高速シャッターを使いましょう。作例1はシャッター速度1/1600秒で撮っています。だいたいの目安ですが水しぶきをぶれないように撮るには1/1000秒以上の高速シャッターが望ましいところです。作例2はシャッター速度1/160秒ですが、これだと水しぶきを止めることはできません。(この作例だと子供もぶれています)特に日陰になっている場所だと高速シャッターを確保するのが難しいこともあるのでISO感度を高く設定する、絞りを開けて撮るようにしましょう。

作例1高速シャッターで水を止める

作例1高速シャッターで水を止める

作例2シャッター速度が遅いとぶれる

作例2シャッター速度が遅いとぶれる


噴水の水しぶきを前ボケに

作例3はシャワーのような噴水があるところを使って水しぶきを前ボケにして入れた作例です。撮りたい子供の前にシャワーの水しぶきが重なるようにポジションを移動して撮りました。水しぶきを撮るときは、できれば逆光になる方向で撮ることと、水しぶきが白っぽく写るため、背景が暗い方がはっきり写ります。また、絞りを開放にして撮ったほうが前ボケになる水しぶきが丸く大きくボケるので、きれいに写ります。噴水やシャワーのような水しぶきがあるところを利用して撮るとこういった写真も撮ることができます。

作例3噴水の水しぶきを前ボケに

作例3噴水の水しぶきを前ボケに

はだしの足を画面に入れて

足が膝までつかるような深さのところでは水から上に出ている部分しか撮ることができませんが、はだしの足がフレーミングに入るように撮ると、水遊びの楽し気なイメージを撮ることができます。作例4は浅い流れをはだしで歩いているところを上から撮りました。はだしの足を写すと膝から下が水につかっている写真とはまた違った、水に触れる気持ちよさのイメージを出すことができます。子供のはだしはそれだけでかわいらしく撮ることができるアイテムなので、できればはだしの足が入るような写真も一枚おさえておきましょう。また、上から撮ると水面を大きく画面に取り込むことができるので、水平のアングルから撮った写真とはまた違ったイメージになります。アルバムにするときに変化のある写真があると楽しく組めるので、こういった違うアングルの写真が撮れる場所があったら一枚撮っておきましょう。

作例4はだしの足元を入れる

作例4はだしの足元を入れる


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