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防湿庫についてVol.273 2016年06月10日更新

私の地元では梅雨入りが発表されました。じめっとした雨の季節ですが、私は雨の写真を撮るのも楽しいので梅雨もそんなに嫌ではありません。この時期になると機材のカビ対策用品が店頭でもネットでも目立ってきます。実は私は昔レンズにカビを生やしてしまったことがあり、この苦い思い出から今は防湿庫とドライボックスを両方使っています。今回は防湿庫についてお話します。

値段は高くても安心感が高い防湿庫

とりあえず最初に購入したのは小さな防湿庫でした。私が当時購入した物は今は販売していないようですが今でも使っています。大きさ的にもお値段的にも写真1の防湿庫くらいのものでした。買う前は「電気代はどうなのだろうか」とか、「機材にお金がかかるのは仕方がないけど防湿庫にまであんまりお金かけたくないな」と思っていたのですが、結局長く使うわけですからちょっとくらい高いものを買っても損した気分にはならない、と言うのが今の感想です。それよりレンズ一本ダメにしてしまうほうが、経済的にはよほど痛手が大きいのではないかと思います。防湿庫はドライボックスのように防湿材を交換する面倒がないことや縦型に長い形状であることから場所をとらず、トビラがあるため出し入れしやすく、とにかく面倒がなくて安心感が高い、ということが最大のメリットです。

写真1防湿庫

写真1 防湿庫

ちょっと大きめがおすすめ

ところが、私は最初に防湿庫を買うとき「今持っている機材が入ればいいや」と考えて選んでしまったため、手持ちの機材だけで容量がいっぱいになってしまいました。要するにそれ以降に買い足したレンズやボディを入れられないことになってしまったわけです。それに小さな防湿庫だと長いレンズを立てて入れることができず、寝かせて収納しなければならないため余計なスペースを使うことになり後になって不便を感じることが出てきてしまいました。防湿庫は長く使うことを考えると大き目のサイズを買っておくのがおすすめです。

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レンズを寝かせて収納するホルダーもある

とはいえせっかく買った防湿庫ですから長いレンズも入れておきたいものです。メーカーからは長いレンズを寝かせて収納するためのホルダーも出ています(写真2)。これを使えばレンズを寝かせて収納しても転がったりせず安定した状態で収納することができます。防湿庫は写真を撮るためのカメラやレンズとは違って、写真の仕上がりを左右するものではありませんが、機材を長持ちさせるためには重要な写真用品です。今は持っていないという人も多いかと思いますが、一度使うと本当に便利でおすすめの用品です。

写真2波型ホルダー

写真2 波型ホルダー

写真3波型ホルダーで収納した状態

写真3 波型ホルダーで収納した状態


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