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公園で水遊びのスナップを撮るVol.215 2015年04月24日更新

もうすぐゴールデンウィークです。今では我が家の子供たちもかなり大きくなって、ゴールデンウィークのお出かけもちょっと遠くに行く企画が中心です。でも小さな子がいるおうちでは、無理に遠くに出掛けなくてもちょっと大きな公園にお弁当でも持っていけば子供たちは十分楽しく過ごすことができるのではないでしょうか。うちも子供たちが小さい頃は公園で一日飽きずに遊んでくれました。これから暖かくなってくると水場のある公園が楽しいですね。今回は水遊びのできる公園で子供のスナップを撮ってみましょう。

望遠で遠くから撮ればカメラも安全

最近の大きな公園には水遊びのできる池などがある公園がたくさんあります。私がいつも子供たちを連れて行っていた公園もかなり大きくて長い斜面を利用した長い滑り台と大きな池とトランポリンがありました。今回は池で遊んでいるところを撮った作例を使ってお話しします。防水タイプのコンデジ等なら心配ないことなのですが一眼レフで撮る場合は水にぬれないように注意しなければなりません。池のそばでは子供たちの水しぶきがかかってしまうこともあります。しかし、できれば楽しそうな表情はアップで撮りたいですよね。望遠レンズがあれば遠くからアップで撮ることができるので、水にぬれる心配がありません。作例1はDXサイズの一眼レフに200ミリまでの望遠ズームをつけているのでフルサイズに換算すると代替300ミリくらいの望遠になっているはずです。高倍率ズームなどが一本あると便利です。

作例1 望遠で遠くから撮る

作例1 望遠で遠くから撮る

前ボケや後ボケを生かす

望遠で撮るときはボケを生かすという使い方もあります。作例2は画面右下に緑の草をボケにして入れました。明るい緑のボケは爽やかなイメージになるので、前ボケにしても後ボケにしても明るいイメージを演出してくれる便利な素材です。こういった低いポジションになる草などを前ボケに入れるには望遠で遠くから撮ることとカメラを低く構えてなるべく手前のほうにある草を前ボケにするのがコツです。前ボケの場合カメラに近い素材ほど大きくぼけてくれます。また、絞りも開けて撮るようにしましょう。そうすると背景の後ボケと前ボケが主役の子供を引き立ててくれます。また、水遊びの場合、水しぶきなどを止めて撮るためには高速シャッターが必要です。そのためにも絞りを開けて撮るのは一石二鳥と言えます。

作例2 前ボケや後ボケを生かして

作例2 前ボケや後ボケを生かして

周囲の状況を入れるには広角で

作例3は21ミリの広角で撮りました。望遠で遠くから撮ると画角が狭くなるので、写る範囲が狭くなります。周囲の状況も一緒に撮りたいときは広角を使って撮りましょう。広角では広い範囲が写るかわりに遠くのものは小さくしか写りませんから子供を大きく写すには近くから撮るしかありません。作例3では子供を池の端に呼んで、近くに来てもらって撮りました。広角で撮ることで広い池の様子や上のほうに泳ぐ鯉のぼりも画面に入れることができました。

作例3 周囲の状況も入れるには広角

作例3 周囲の状況も入れるには広角


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