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ママカメラマン山ちゃんの写真教室 コラム・ギャラリー

運動会を撮ろうVol.134 2013年09月20日更新

そろそろ運動会の季節です。がんばって練習した組体操やダンス、力いっぱい走る徒競走やリレーなど、一年に一度のイベントです。声を出して応援しながらしっかり写真も撮りましょう(ちょっと忙しいけどそこは保護者もがんばって)。運動会の写真には他のイベントと比べると必要な機材がありますし、撮影技術も大事なのですが、なによりも事前の段取りが重要なポイントになります。何の準備もせずに行くと現場であわてることになりますし、せっかくのシャッターチャンスを逃すこともあります。「備えあれば憂いなし」のつもりでしっかり段取りを考えて行きましょう。

演技種目はどこに親がいるのかも子供に教えておく

前に運動会の写真の撮り方の話をしたとき、「演技種目は自分の子がどこでどっちに向いて踊るのかを事前に把握しておく」と書きました。これはもう最低限の事前準備なので絶対チェックしておいてください。さらに私の場合は子供に「じゃあ、ママはこの辺で写真撮ってるね」と自分がどこから見ているのかを大体子供に教えて把握させておきます。なんでこんなことまでしておくのかと言うと、子供の方も私が見ているのを確認すると笑顔になり、さらにこっちに向かって演技してくれるからです。

目が合ったら拍手したり手を振ってジェスチャー

子供にとってもパパママに見てもらうほうが楽しく踊れるはずですから、目が合ったら拍手してあげたり、手を振って応援していることをアピールすればきっと笑顔になるはずです。まあ、あまり小さな乳児さんとかだと、ママの顔を見たとたんそばに行きたくなって泣いてしまうパターンもありますので子供の年齢や性格にもよるのですが、小学生くらいであれば応援しているパパママの顔を見つけた後のほうがたいていの場合いい笑顔を見せてくれます。[作例(1)]はママがどこで見ているのかがまだわからない序盤のほうで撮った写真で、[作例(2)]がママを見つけた後の写真です。この[作例(2)]を撮ったときは、ずっとママの方を見ながら笑顔で踊っていました。子供だって練習した振り付けを「まちがえないように踊る」ことで緊張しています。応援してくれる家族を見つけるとほっとするのではないでしょうか。

作例(1)まだママをみつけていない

作例(1)まだママをみつけていない

作例(2)ママを見つけた後

作例(2)ママを見つけた後

作例(3)お弁当はきれいなうちに撮ろう

作例(3)お弁当はきれいなうちに撮ろう

お弁当は食べ残しにならないうちに撮る

たいていのご家庭では「運動会のお弁当」は普段のお弁当に比べて気合がはいっているのではないでしょうか。私の家でも運動会のお弁当には特に子供の大好きなおかずを入れたり、ちょっと豪華なデザートをつけたりしていたものです。運動会のお弁当はそれだけで思い出のアイテムのひとつです。しかもいつまでもとっておけるものではなく、食べたらなくなってしまうものなのです。お昼のスナップにはぜひお弁当の写真も入れましょう。お弁当だけで1カット撮ってもいいですが手前にお弁当を広げて向こう側に子供を座らせて撮ると(要するに子供の向かい側に自分が座ればいい)子供とお弁当を一緒に撮れます。このとき出来ればお弁当を開けたら食べ始めで何枚か撮っておきましょう。おなかが空いていると「少し食べてから撮ろう」と考えたくなりますがあんまり手をつけた後のお弁当だとスカスカになってしまって、お弁当がさびしい写真になってしまいます。お弁当が充実したきれいな状態でいるうちに撮っておくほうがお勧めです。


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