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2010.08.20

【鉄道の旅で使う切符】
長距離列車に乗るとき必要な切符の種類

風景写真を撮りに行くときは、「旅」が付きものです。それに加えて、鉄道写真の愛好家も多いので、旅といえば、まず最初に思い出すのが「鉄道の旅」でしょう。そこで、カメラ機材費のほかに必要となるのが、交通費です。今回は、この交通費の中でも、移動する距離が長く、金額的にも多くの割合を占める列車の切符について、その種類を、確認しておきたいと思います。高校の部活に例えると、「帰宅部」がピッタリ当てはまるような話題ですが(笑)、夏休みにどこかへ出かけたいときも、参考にしてください。

JRの場合

全国のJR新幹線・在来線で、必要な切符は、以下の通りです。JRでは、新幹線と、在来線の特急・急行など、優等列車に乗るときに、乗車券のほか、別料金となる、特急券などの切符も買う必要があります。列車の切符は、一見すると価格体系が複雑ですが、実際には、乗る列車それぞれに用意されている、席の種類に対応した切符しか、一般乗客は買うことができないので、行き先と、乗りたい列車さえ決まっていれば、消去法で、最初から切符の候補を絞り込めます。こういうときにも、書店(本屋さん)で売っている、雑誌の「時刻表」があると役に立ちますから、ぜひ1冊購入して読んでみてください。

必要な切符

普通列車・快速列車の普通車(自由席): 乗車券のみでOK(追加料金なし)
上記の指定席: 乗車券+指定席券
上記のグリーン車: 乗車券+普通列車用グリーン券 ※指定席の場合は指定席料金を加算

急行列車の普通車(自由席): 乗車券+急行券
上記の指定席: (乗車券+急行券)+指定席券 ※急行は普通車自由席以外では切符が合計3枚
上記のグリーン車: (乗車券+急行券)+急行列車用グリーン券 ※指定席の場合は指定席料金を加算
上記の寝台車: (乗車券+急行券)+寝台券 ※A寝台とB寝台があります

特急列車と新幹線の普通車(自由席): 乗車券+自由席特急券
上記の指定席: 乗車券+特急券(指定席)
上記のグリーン車: (乗車券+特急券)+グリーン券 ※特急のグリーン車に自由席はありません
上記の寝台車: (乗車券+特急券)+寝台券 ※A寝台とB寝台があります

乗車券

普通の切符のことです。通勤電車に乗るときに買っている切符も、正式には乗車券といいます。また、乗車券の代金のことを指して、鉄道用語では「運賃」といい、そのほかの「特急料金」など、追加料金分の切符とは区別します。駅の自動券売機では、運賃ボタンがなくて買えないような、長距離で高額の切符は、駅係員が有人対応する窓口で買います。乗車券だけの場合は、普通列車(一般的には各駅停車、または鈍行ともいう)と、快速列車に乗車できます。JR線の場合でいう「快速」とは、普通と急行の間の列車種別で、途中通過駅もありますが、切符だけは普通列車扱いです。したがって、普通列車と快速列車だけを使って、急行列車や特急列車には一切乗らなければ、乗車券以外の出費は節約できるということになります。時間に余裕がある場合は、のんびりと、鈍行を乗り継ぎながら旅するのも、また良い思い出になるでしょう。急行や特急に乗る場合は、必須の乗車券(運賃)に加えて、さらに急行券や特急券を買うことになるので、1回の乗車時に使う切符が、2枚以上になります。その場合、出費は確かに増えますが、鈍行よりは明らかに速く、優等列車のほうが目的地に到着するほか、車内設備も鈍行よりは特急車両のほうが豪華なので、移動時間を快適に過ごすことができます。なお、鈍行の場合、遠方まで行ける直通列車がないので、乗り継ぎの回数が増えるほか、途中駅で待たされて、後から来た特急に何度も追い抜かれるので、目的地に着くまでには長い時間がかかります。

指定席券

JRの普通列車や快速列車は、基本的には「普通車」で、座席指定がない「自由席」として運行されています。ただし、長距離列車や臨時列車などの場合は、普通や快速でも指定席が用意され、予約による座席指定方式となっている場合があります。そのときに限って、乗車券のほかに、もう1枚、指定席券を買う必要があります。指定席があるかどうかは、雑誌の「時刻表」を見れば事前にわかります。

グリーン券

「普通車」よりも、座席や内装のグレードが高い特別車両として、JR線には「グリーン車」が付いている列車もあります。「普通車」とは、連結されている車両のグレード(等級)のことで、各駅停車という意味の「普通列車」とは、まったく別の用語です。グリーン車は、もちろん特別料金になりますが、長距離の旅行でも快適に過ごすことができます。グリーン車に乗りたい場合は、普通列車でも、急行列車でも、特急列車でも、グリーン券が必要となります。また、急行・特急列車のグリーン車に乗る場合は、普通車に乗るだけでも必要な、乗車券と急行券・特急券のセット以外に、さらに追加してグリーン券が必要です。ちなみに、グリーン料金は、普通列車と、急行列車、特急列車で、それぞれ違います。普通列車用のグリーン券を買って特急に乗った場合、特急のグリーン車では無効になってしまうので注意しましょう。

急行券

急行列車に乗る場合は、急行券が必要です。ただし、現在のJRでは、昔の国鉄時代に比べて、急行列車そのものが減っているので、実際に乗る機会は少ないでしょう。急行列車は、快速より速く、特急よりは遅い列車種別です。急行列車は、原則的に自由席が多いので、乗車券のほかに急行券を買い足せば、気軽に自由席を利用できます。急行の指定席に乗る場合は、乗車券と急行券のほかに指定席券が必要で、切符は合計3枚となります。また、グリーン車に乗車する場合は、さらにグリーン券が必要です。

特急券(在来線)

特急列車に乗る場合は、特急券が必要です。ちなみに、特急とは「特別急行」の省略形なので、駅や車内のアナウンスでは言葉を省略しないで「特別急行列車」と言っていることもありますが、「特急」のことだと理解してください。特急列車は、原則的には指定席が多いので、単に「特急券」というと、通常は指定席のことになります(この点が自由席を原則とする急行券とは異なる)。ただし、自由席もある特急列車の場合は、「自由席特急券」という切符があるので、乗車券のほかに自由席特急券のみ買い足せば、予約なしでも気軽に利用することが可能です。グリーン車の場合は、さらにグリーン券が必要です。ただし、特急のグリーン車には、もともと自由席がありません。

特急券(新幹線)

基本的には、在来線の特急券と同じ考え方で、新幹線にも特急券(指定席)のほかに、自由席特急券がありますが、料金体系が少し異なります。新幹線の場合は、すべての列車が特急で、特急以外の列車種別がありません。全駅に停車する列車でも普通列車とはならず、新幹線の線路を走っていれば、すべて特急です。つまり、東海道新幹線で「こだま」に乗る場合でも、特急料金は必要です。そのため、特急料金を節約して、ゆっくり旅行したい場合は、新幹線をまったく使わずに、在来線の普通列車だけを利用することになります。新幹線でも、グリーン車に乗車する場合は、グリーン料金が必要です。

寝台券

ブルートレインなどの名前で知られる夜行列車で、ベッド(寝台)が付いている車両に乗るときに、別途、必要となる切符です。寝台車がある列車は、在来線の急行か特急だけですが、利用する場合には、乗車券と特急券(または急行券)のほか、さらに寝台券を買い足すことになります。ちなみに、すべての寝台券は指定席扱いなので、予約が必要です。寝台車には、座席の普通車に相当する「B寝台」と、グリーン車に相当する「A寝台」があります。ただし、夜行特急列車は、現在では相当に減ったので、実際に乗車する機会は、昔より少なくなりました。寝台料金の金額は、寝台券だけで、ビジネスホテルの1拍素泊まり料金と同じくらい。それぞれの寝台(ベッド)には、シーツ、毛布、枕と、浴衣が備え付けてあります。夜行列車には、寝台車ではなく、座席車で運行される列車もありますが、その場合は、寝台料金はかかりません。余談ですが、途中駅で浴衣のままホームの自動販売機まで買い物に出て、そこで列車に戻り遅れて、深夜の駅に置き去りにされたりすると、状況的に最悪ですから、利用の際は、特に注意してくださいね。寝台特急は、実質的に、その駅の「終電」になる場合があるので、乗り遅れると、本当に困ったことになりますよ(笑)。

私鉄各線の場合

私鉄各線は、それぞれが民間の株式会社なので、各社によって、料金体系が異なります。それでも、ある程度は、切符の種類が典型化しているので、以下のパターンを覚えておけば、わかりやすいでしょう。ちなみに、私鉄とは「私有鉄道」の略で、国営だった旧国鉄に対して、当初から、民間企業が経営していた鉄道であることから、このように呼ばれています。

必要な切符

大半の列車: 乗車券のみでOK
通勤路線の特急・急行列車: 乗車券のみでOK
観光路線の特急・急行列車: 乗車券+特急券(または急行券)

乗車券

普通の切符です。私鉄は、1社で運営する路線の距離が、比較的短いので、ほとんどすべての切符を、駅の自動券売機で買えます。通勤路線の場合は、普通列車でも、特急列車でも関係なく、どの列車も乗車券だけで利用可能です。ちなみに、私鉄の列車種別には、JRとは違う用語が使われていることがあります。

特急券

観光地などに向かう路線を持つ大手私鉄で、ロマンスカーなどの指定席がある特急列車や、急行列車に乗る場合は、乗車券のほかに、別料金で特急券・急行券が必要となります。特急券などが必要な列車の特徴は、座席が2人がけのクロスシートで、乗車口のドアが、1両ごとに1つか2つしかない車両で運転しているタイプだけなので、だいたいは見ればわかります。ただし、例外もあるので、詳しくは雑誌の「時刻表」で確認してください。

 
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