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2008.05.07

【フラッシュ撮影の基礎】
デジカメの内蔵フラッシュ活用法

フルオート撮影ができるデジタルカメラでも、ズームの調整と並んで、フラッシュ発光と停止の選択は、ユーザーが自分で判断または確認する必要があります。この点は、最もシンプルな撮影機材の、レンズ付きフィルムでも同じです。では、デジカメの内蔵フラッシュには、どんな設定モードがあり、どう切り替えて使えば良いか? その基礎について、最低限、知っておきたい使い方をまとめました。

コンパクトデジタルカメラの場合

オート発光モード

フラッシュの発光が必要かどうか、判断をカメラに任せるモードです。コンパクトデジカメでは、これが初期設定になっています。屋外などの明るい場所で撮影するときは、自動的にフラッシュOFFとなって発光は停止。室内や夜間などの暗い場所で撮影するときには、自動的にフラッシュONとなって発光します。ON/OFFの制御状態は、ピントを合わせたとき(自動露出が決定された時点で)、通例、液晶モニターにアイコンで表示されるので、注意して見ていれば、シャッターを切る前にわかります。コンパクトデジカメのフラッシュはボディに一体化しているので、フラッシュONでも発光部はポップアップしません。フラッシュが必ず光ってほしいと思うとき、または、光らないでほしいと思うとき、意図した通りにカメラが動いているなら、フラッシュ撮影は、オート発光モードだけでも十分に対応できます。しかし、思った通りにフラッシュが制御されない場合は、次のような任意の設定を行います。

強制発光モード(常時発光モード)

撮影者の意思で、必ずフラッシュを発光させたいと思うときに設定するモード。昔のコンパクトカメラや、レンズ付きフィルムのフラッシュ撮影と同じ感覚で、カメラ任せではなく、自分自身でボタンを操作してフラッシュが発光する状態にします。ここで覚えておきたいのは、フラッシュの必要な撮影が終わった後で、強制発光モードを解除すること。コンパクトデジカメでは、フラッシュの発光部がポップアップしない構造なので、モード選択が強制発光になっていることを忘れやすく、設定が“やりっぱなし”になるミスもよくあります。屋外などのフラッシュがいらない場所で強制発光モードを使っていると、電池がムダに速く消費されます。

発光停止モード(発光禁止モード)

一般的な撮影では、オート発光モードと、強制発光モードの2つを切り替えて使えば、ほぼ問題なく撮影できます。しかし、特別な場合のために、発光停止モードも覚えておくと、役に立つ場面があります。実際にデジカメを持ってどこかへ行くと、動物園などの見学施設には、「写真撮影はOKでも、フラッシュ使用だけはダメ」という場所があります。また、学園祭などの演劇を撮影する場合でも、上演作品の演出に影響しかねないカメラのフラッシュは、使わないで撮るのがマナーです。(一般の劇場公演の場合は、そもそも撮影行為を禁止している例が大半です。)こうした状況のとき、フラッシュの設定をオート発光モードにしておくと、意に反して発光することがあるので、事前に、カメラの設定を切り替えて発光停止モードを選んでおきます。その代わり、撮影感度を高めてISO800、ISO1600などに設定しておけば、フラッシュなしでも、その場の光を生かした撮影が可能です。

デジタル一眼レフカメラの場合

オート発光モード

一眼レフタイプの場合、オート発光モードは、その機能が付いている機種と、付いていない機種があります。また、フラッシュを内蔵している機種は、一般向けの普及機と中級機だけで、プロ用の高級機では内蔵フラッシュがありません。オート発光モード付きの機種では、フラッシュが必要とカメラが判断した場合に、発光部が自動制御でポップアップして、フラッシュ撮影することができます。なお、フラッシュ発光時に、シャッター速度が、フラッシュ同調速度以下に自動制御されるので、フラッシュなしの場合に比べて、撮影データの数字が大きく変化することがあります。撮影が完了したら、ポップアップしたフラッシュを、元の位置に戻しておきましょう。

強制発光モード

ファインダー部分の上に付いているフラッシュ発光部を手動で持ち上げると、フラッシュ撮影できる状態になります。このフラッシュON/OFFの切替は、コンパクト機より、むしろ一眼レフのほうがシンプルでわかりやすいでしょう。フラッシュに電力がチャージされて発光可の状態になると、ファインダー内にフラッシュのマークが表示されます。発光部を上げてもマークが出てこない場合は、まだ電力のチャージ中なので、そのまま数秒ほど待ってみてください。フラッシュ撮影が完了したら、手動で発光部を元の位置に戻しましょう。屋外撮影時にフラッシュを上げっぱなしにしておくと、自動露出であっても、フラッシュ同調速度より上の高速シャッターが使えなくなります。なお、レンズにレンズフードを装着している場合は、内蔵フラッシュを使う前に、取り外す必要があります。デジタル一眼レフの内蔵フラッシュは、発光部の位置が低くてレンズに近いので、光がフードに遮られて影になることがあるからです。

発光停止モード

これは、フラッシュを使わない、普通の撮り方のこと。一眼レフでは、フラッシュの発光部を格納した状態が発光停止モードで、その制御は見た目の通りです。自然光(その場にある光)だけで撮影したい場合は、この状態にしてください。その他、具体的な使用方法は、コンパクト機と同じです。

両タイプに共通するフラッシュ撮影のポイント

フラッシュの光が届く距離

いずれの機種でも、内蔵型フラッシュの発光量は弱めです。ガイドナンバーにして「12」程度(ISO100基準)なので、より高感度に設定する実際の撮影時でも、だいたい8畳間の奥行きくらいが、フラッシュ光の届く限界だと思っていてください。つまり、内蔵フラッシュは、フル発光でも記念写真専用レベルなのです。たまに、野球やサッカーのフィールドに向かって、遠い観客席からフラッシュ撮影している光景を見かけますが、この状況では、内蔵フラッシュのパワーが弱いため、光はまったく届いていません。このような場合、フラッシュは発光停止とし、高感度設定で撮影するのが正解です。

内蔵型フラッシュでの記念撮影のコツ

上手に撮影するには、なるべく被写体に近付くのが最大のコツ。デジカメの内蔵フラッシュでは、被写体から離れるほど光が弱まり、実物の見た目よりも暗く写ってしまいます。そして、デジカメの大半はズームレンズを使用していますが、ズームレンズの開放F値は、広角端が最も明るく、望遠端が最も暗くなります。ズームレンズが高倍率の機種であっても、内蔵フラッシュの発光量はズームしませんから、開放F値の違いは、撮った画像の明るさに直接影響を与えるのです。この点を考慮すると、内蔵フラッシュだけを使うなら、レンズは広角側にズームを引いて撮ったほうが、フラッシュ撮影の明るさ確保には効果的。より実践的に言えば、標準ズームレンズを広角端で使い、そのワイドな画角の状態でも、被写体を適切なサイズでとらえるように、自分で歩いて被写体に近付いたときの距離感が、最も好都合な撮影条件になります。こうすれば、フラッシュ光の到達限界よりも、ピント位置のほうが近くなるので、光量不足は防止できるのです。逆に、自分で歩いて被写体に近付くのが面倒だからと、ズームを望遠いっぱいにしてフラッシュ撮影すると、距離が遠い上にレンズも暗いので、写りの質が低下してしまう場合もあります。

 
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