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写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー

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2008.04.04

ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!

【初心者向けの超・入門編撮影法】
これだけやれば失敗しない必修7項目

今回は、本物の「初心者」の方に向けて、フルオート設定で撮影する場合に覚えておきたい、撮影のコツをご紹介します。デジカメは、どれでも「初心者にやさしい」「誰でも簡単に撮れる」と宣伝してはいますが、実際にそれを購入し、自分で撮影した後で、「何だか話が違うぞ!?」と思った経験があるという方は、意外と多いかもしれません。なぜそうなるかというと、たとえ全自動のカメラでも、その全自動機能を、「プロやベテランなら多分そうするだろう」と予想できる使い方で操作しないと、自動設定でも正確に機能しないから。要するに、機械としてのカメラの操作だけでなく、それを使う人間側のノウハウとして、最低限のコツはおさえておかないと、カメラは本来の性能で動かないというわけです。ということで、入門レベルのさらに前から覚えておきたい知識として、カメラをスムーズに動かすためのコツについてまとめました。

コツ1: 確実にフルオートに設定する

デジカメは、コンパクト機の場合、プログラムAEの自動露出しか付いていない機種がたくさんあります。また、デジタル一眼レフでも、現行機種のデフォルト設定はプログラムAEです。加えて、全メーカー・全機種で、デジカメのピント合わせはオートフォーカスが基本です。ただ、フィルムカメラと違う点は、自動で設定する箇所が、露出とピント以外にもあること。発色を決めるホワイトバランスや、シャッター速度と関係するISO感度、JPEGファイルを生成・記録する際の画像処理の仕上がり設定なども、デジカメでは、オートとそれ以外を選べます。これらの各項目が全部オートになっていないと、露出だけプログラムAEにしたところで、予想した通りには撮れないことがあります。だから、フルオート機能しか使わない場合でも、各設定が本当にオートになっているかどうか、確認できるくらいの予備知識は、カメラに付属している取扱い説明書を読んで、事前に覚えておいてください。これができれば、ほかの人にカメラを貸したときなどに、いつの間にか設定が変わっていても、自分で元に戻すことができます。

コツ2: 特殊モードを使ったら忘れずに解除する

例えば、シーンモード選択機能を使ったとき、日が暮れたあとに高感度で撮影したとき、露出補正をかけたとき、フラッシュを使って撮影したとき、それから、デジタルズーム倍率を上げるために画質を下げたときなどは、撮影が済んだら、その特殊モードの設定を、忘れずに解除しましょう。カメラに慣れていなくても、状況に応じて特殊モードに切り替える必要があることは、知識としてだけなら、わりとスムーズに適応できるもの。しかし、それを解除するという操作は、意外に忘れやすいものなのです。例えば、露出補正を設定したままカメラを放置して、少し時間が経過した後で、ほかの被写体を撮影するようなとき、本来ならば、露出補正する必要がない写真にまで露出補正がかかってしまい、気が付いて自分で設定を直すまで、間違った露出で延々と撮影するリスクがあります。このように、余計な露出補正をしてしまった場合、それを後から電子処理で復元することはできません。一眼レフのRAWで撮影した場合でも、露出だけは後処理での修正が難しくなります。また、フラッシュには同調速度というものがあるので(一眼レフの場合)、フラッシュを使う撮影が済んだのに、いつまでもフラッシュを出しっぱなしにしておくと、高速シャッターが使えない条件で、自動露出が動作します。これでは、せっかくの手ブレを軽減するための機能(自動感度・シーン選択モードなど)も台無し。とにかく、自分で設定した特殊機能は、自分で解除することを励行してください。

コツ3: 被写体の形に沿って構図を決める

ちょっと、考えてみてください。免許証などの証明写真は、縦長ですか横長ですか? 横長の証明写真って、見たことがないですよね? なぜ、人物の写真を縦長の画面で撮るかといえば、人の顔や体は、縦に長いからです。このように、縦に長いものは縦位置で、横に長いものは横位置で構図を決めるのが、カメラの使い方としては自然でしょう。被写体の形に逆らわないで撮れば、被写体そのものよりも、背景が広く写り込む可能性は低くなります。すると、カメラの機能としては、どれが主要被写体なのか、正確に判別しやすくなるのです。初心者の方の場合、カメラを縦に構えることが少ない傾向があり、何でも横位置で撮ってしまうことのほうが多いのですが、カメラの向きを選ぶだけでも、フルオートの精度は高くなります。ちなみに、人物が2人以上の場合は、普通は横に並ぶので、横位置で撮ってOKです。

コツ4: 被写体をなるべく大きく撮る

コツ3とも関係しますが、撮りたい被写体が決まっているなら、画面の中に小じんまりと写っているより、ほどほどに大きく写っている場合のほうが、露出・ピントとも、撮影時のフルオート性能は高くできます。現在のデジタル一眼レフの場合、複数のAFターゲットを使って同時に測距できるので、画面内に被写体をなるべく大きくとらえておけば、最低1つ以上のAFターゲットに、必ず被写体が重なります。被写体より背景が広いと、どこにピントを合わせるか判断できずに、AFが迷ってしまう場合もありますが、とりあえず主要被写体を大きくとらえることで、そうした誤動作は防止できるのです。それに多くの場合、被写体はアップで撮っておいたほうが、プリントしたときの見映えも良くなります。自動露出は、画面内の占有面積の広い部分に影響を受けやすいものですが、背景の占める面積が小さくなるように撮れば、カメラは必然的に主要被写体だけを狙って測光するようになり、自動露出が正確に反映されます。結果、露出誤差が少なく、色の再現性も向上するので、プリントしたときの見た目も改善されるのです。被写体が写る大きさを変えたい場合は、ズーム機能を使うやり方と、自分が前後に動いて、被写体との距離感を変えるやり方の2つがあります。より正確に言えば、この2つのやり方を選択することで、微妙に違う効果が得られるのですが、初心者の方は、とりあえず自分の使いやすいほうを試してみてください。

コツ5: とにかく数を打つ

写真は、写っているものを後で選ぶことはいくらでもできますが、写っていないものを後で作ることはできません。だから、見映えの良い写真を撮りたいなら、まずは捨て駒を増やすのが大切で、選択の候補がたくさんありさえすれば、自ずと使える写真も多くなるのです。プロカメラマンが、1つのシーンに対して大量の写真を撮影するのも、実は、こんなところに理由があり、失敗しないためのバックアップを蓄積するからこそ、結果としては、写りの良い写真を選んで見せることができるのです。デジカメでは、フィルムと違って、失敗したカットを後で消去すれば金銭的コストはかかりませんから、とにかくシャッターはケチらずに、意識してたくさん切りましょう。

コツ6: 慣れるまでデジタルズームは使わない

デジタルズームは、光学ズームレンズとは違う機能。画像の一部を電子処理で切り取って、画面いっぱいに拡大して見せるのがデジタルズームなのです。つまり、搭載されている画像センサーの有効画素数より、撮影に使う画素数が少ない状態なので、デジタルズームでは画質が犠牲にされます。液晶モニターで見ているだけなら、あまり問題があるようには思えないでしょうが、画質(記録された画素数)が足らないと、紙にプリントしたときには、被写体の輪郭線がガタガタになってしまいます。そこで、デジタルズームを使いたい場合は、プリントする用紙の大きさを見越して、画質が荒れない程度に設定画素数を下げるわけですが、その判断ができる程度の知識が身に付くまでは、初心者の方は、デジタルズームをあまり使わないほうが、撮った写真の使い勝手が悪くて、プリントできずに困るという状況だけは防止できます。最高画質で撮影した写真を、後処理でパソコンを使って部分的に切り出しても、画質的にはデジタルズームを使った場合と同じです。

コツ7: 電池とメモリーカードの残量を確認する

デジカメのバッテリーが切れるときは、だんだん減衰して動作速度が落ちていくのではなく、ある時点を境に、突然、停止することが多いようです。この点が、昔のフィルムカメラの動き方とは違います。こうした事態を防ぐには、事前にバッテリー残量を確認しておくことが重要。機種によっては、液晶モニターに電池の形をしたマークが表示されて、電力の残量が段階的にわかるので、撮影を始める前に、しっかり確認しておきましょう。残量が中くらいの場合は、充電した予備電池を持っていると安心です。ちなみに、新品のデジカメを買ったときには、付属品のバッテリーは充電されていませんから、まず最初に充電してください。そして、メモリーカードも、記録済みデータがいっぱいになると、それ以上の撮影ができなくなって困ることになるので、日頃から、ある程度のコマ数までカード内の写真が貯まってきたら、パソコンのハードディスクやCD-Rなどに画像データをこまめに転送して、あるいはプリントして、カードの中の不要データを消しておきましょう。

 
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