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写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー

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2007.03.03

ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!

【高級機ならではの魅力】
普及型デジタル一眼レフとの違い

デジタル一眼レフカメラは、一般的には、コンパクトデジタルカメラと比較して語られることが多いようですが、実はデジタル一眼レフの中だけでも、そのグレードにはピンからキリまであって、それぞれに操作性や、価格面での特徴が異なります。そして、プロ写真家やベテランの写真愛好家の多くは、中級以上の高機能デジタル一眼レフを好む場合が多いようです。こうした中級・高級デジタル一眼レフは、普及型デジタル一眼レフと、いったいどこが違うのか?

今回は、高級機ならではのデジタル一眼レフの魅力について、簡単に解説したいと思います。

デジタル一眼レフカメラの商品構成

一部のメーカーでは、デジタル一眼レフの製品を1グレードでしか出していない例も見られますが、フィルム時代からの伝統があるカメラメーカーでは、デジタル一眼レフを概ね3つのグレードで発売しています。各社とも、最も人気を集めている売れ筋の機種は、レンズを含めて10万円前後と価格が安く、比較的、手が届きやすい水準の普及機。これが一眼レフのエントリークラス(いわゆる初心者向け)で、写真愛好家はもちろん、最近では、写真撮影に対して特に「趣味」という感覚は持たない一般の方まで含めて、ほかのグレードより幅広い層の方に利用されています。

そして普及機より、ちょっと値が張る20万円前後の機種が中級機と呼ばれるもので、これは、主に趣味的な分野で芸術志向の写真作品を撮影する、ベテランの写真愛好家など(プロ写真家のプライベート用途も含む)から好まれることが多いグレード。画質・機能的には、実用上において必要かつ十分なレベルを実現しており、撮影現場の状況がそれほど過酷ではない場合は、このグレードであれば、大伸ばしプリントまで含めて一通りは、満足のいくクオリティの写真が撮影できます。

そして、カメラボディだけ(レンズなし)で30万円を超える価格帯になると、「プロ用」と位置づけられるフラッグシップ機が用意されており、これが商品ラインアップとしては最上級グレード。普及機・中級機との違いは、ボディの堅牢性と動作保証の信頼性で、新聞の報道写真など、撮影現場がどんな場所であろうとも、とにかく撮らなくてはならない場合に、しっかりと設計仕様通りの性能で動く確証があることが、報道系をはじめとするプロカメラマンから高級機が支持される理由となっています。趣味の芸術写真であれば、天気が悪いときや、酷暑・酷寒の環境下などで無理を押して撮影することは、ほとんどないでしょう。(風景写真などでは、荒天下で無理して撮るより、天候の回復を待ったほうが、作品としての出来を考えても得策なので。)しかし、報道写真では、記事に合わせてニュースをタイムリーに伝えるのが主目的なので、時と場所を選ばずに撮影しなくてはならない場合も想定されます。そんな過酷な状況下でも、的確に作動して、必要な写真を撮れることがプロ機ならではの条件で、そのレベルの要求にしっかり応えられるのが、各社の最高級フラッグシップ機なのです。なお、一部メーカーでは、中級機・高級機に、画像センサーのサイズが35ミリフィルムの1コマと同じタイプを用意している例もあります。

いずれのグレードでも、同じメーカーならレンズマウントは基本的に共通で(画像センサーがAPS-Cサイズの場合は実効焦点距離が変化します)、カタログ上の性能や、撮った写真のプリント画質についても、あまり大きな差はありません。しかし、実際に撮影する場合の操作感覚では、普及機と中級機・高級機の間には大きな違いがあります。また、長期間にわたって使用を続けた場合にも、そう簡単にはガタがこないだけの耐久性も、普及機と中級機・高級機で差が付くところです。こうした各グレードのうち、どのカメラを選べば良いかということは、撮影する目的や、ユーザーそれぞれの撮り方(撮影モード選択など)で異なります。使い方によっては、初心者でも最初からフラッグシップ機を選んだほうが便利な場合もありますし、逆にベテランでも普及機のほうが荷物が軽くて好都合な場合もあります。デジタル一眼レフの場合、一義的な撮影経験年数の長短、つまり初心者かベテランかということだけではなく、人それぞれの撮影目的まで考慮して、使用するカメラのグレードを決めることも、上手なカメラ選びのコツになりそうです。

普及機の特徴

製品例:EOS KISS デジタルX

キヤノン EOS KISS デジタルX(標準ズームレンズ付き)
いま最も人気を集めている、デジタル一眼レフの普及機の一つ。
他社製でも、このグレードでは、概ね同様のデザインが多いようです。

カメラ選びでは、仕様一覧で搭載機能を確認したり、製品写真で前側と後側の外観を眺めることが多いと思われますが、一眼レフの場合、上から見た場合の外観にも注目すると、その機種の特徴がよくわかります。カタログやホームページを見ただけでは、上面部分がわかりにくいこともあるので、この部分は、ぜひ実際に店頭で現物を見て確認してみてください。

普及機の特徴としては、各メーカーともボディの横幅が短く、そして上面のデザインがシンプルにまとめられているものが多いようです。この「キヤノン EOS kissデジタルX」の場合は、右側のグリップ部にシャッターボタン、そのすぐ手前に、シャッター速度をはじめとする各種設定を変えるための回転式電子ダイヤル、そして中央のペンタ部より右側の部分に、モード選択用の大型ダイヤルを配置していますが、そのほかには、上面に操作ボタン類がほとんどなく、またペンタ部の左側には、操作系の装備が何もありません。露出値の表示等は、背面の液晶モニター、およびファインダーの中に表示されるので、基本的にはボディ上面部を見ないで使うのが、普及機に特有の操作方法となります。

普及機は、多くの場合、初心者ユーザーが使うことを想定しているので、どちらかというとマニュアル設定よりもフルオート設定としたときに最も使いやすくなるように、カメラ全体がデザインされているようです。コンパクトデジタルカメラでは、最近の機種は非常にボディの奥行きが薄くなっているので、ボディ上面部を見ることはほとんどありませんが、普及型デジタル一眼レフでも、表示・操作系の多くはボディ背面に集約されているので、コンパクト機と同じような感覚のまま一眼レフを使うことができます。なお、普及機ではファインダー部品にミラー(ボディ内の可動ミラーと合わせ鏡になる)を使っている例もあり、この点も、プリズムを使っている中級機・高級機と違いが出るところ。AFが効かない被写体に対して手動でピントを合わせる必要がある場合、ミラー方式よりプリズム方式のほうが、ファインダーの見た目でピントの芯をとらえやすいと言われています。

中級機・高級機の特徴

製品例:EOS 20D

キヤノン EOS 20D(ボディのみ)
ベテランの写真愛好家にも人気の高い中級機で、同じグレードの「 EOS 30D」より1世代前の機種。
ボディの外観デザインは、現行機とほぼ同じです。これ以上の高級機も、ほぼ同じデザインになっています。

中級機以上のグレードでは、ボディ上面の、通例シャッターボタンの手前側にも、情報表示用としてモノクロタイプの液晶モニターが付いています。これは、フィルムカメラの時代から続く伝統的なボディデザインです。カメラというものは、いつも両手で構えた状態で持ち歩くわけではなく、普段はストラップを使って首から下げるか、肩にかけて携行することが多くなります。その場合、持ち主が最もよくカメラを見ているのは、上からの視点になるはず。ということで、背面の液晶モニターだけではなく、上面にも最低限の情報表示があったほうが、露出制御や測光方式の選択、マニュアル露出設定、撮影枚数の確認などがラクにできます。

これが、背面モニターしかないと、ちょっとした設定変更や確認作業だけでも、首や肩から下げたカメラを90度ひねって(レンズ側を下に向けて)液晶表示を見ることになるので、何も操作しないで良いプログラムモード以外では、実践での操作の手間がいろいろな場面で増えてしまいます。しかし、上面に各種の情報が集中表示されるのであれば、カメラを持って歩行中でも、少し視線を向けるだけで瞬時に情報を確認可能。絞り優先AE/シャッター速度優先AEや、マニュアル露出、露出補正などを使う機会が多くなった場合でも、上面表示ならストレスを感じることなく、スムーズに設定操作ができるでしょう。また、一眼レフの場合では、原則としてレンズ側にも情報表示があり、ズームレンズの焦点位置や、距離目盛り、被写界深度なども併せて確認する必要があります。このとき、露出情報のモニター表示がボディ上面に出ていれば、レンズの目盛り表示まで一度に見渡して設定を確認し、撮影者の意思決定にも直ちに反映できるので大変便利です。

一方で、普及機のように露出表示がボディ背面の液晶モニターのみの場合、レンズの目盛りと、モニター表示の2つを確認するには、その都度、カメラを90度回転しなくてはならないので、この回数が多くなると、だんだん確認するのが面倒になり、それが設定ミスの遠因になってしまう場合もあり得ます。普及機と中級機・高級機の間にある明らかな違いを一つ挙げるとすれば、こうした実践での使い勝手が最重要ポイント。すべてカメラにおまかせのプログラムモードではなく、自分で設定する要素が多い撮り方でデジタル一眼レフを使いたい場合、予算をひとまず抜きにして機能面だけで考えるなら、やはり中級機以上のほうが便利というわけです。また、従来のフィルム用一眼レフでの撮影経験がある方も、中級機以上を選んだほうが、自分自身の操作スタイルを変えなくて済むので快適に撮影できます。ただし、中級機・高級機では上面にも液晶を搭載するため、ボディの横幅が普及機よりは長くなります。その分だけ本体質量も重くなるので、携行性能という点では普及機のほうが有利にはなるでしょう。最終的にどのグレードの機種を選ぶかは、人それぞれの好みで主観的に決めればOKです。

 
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